プーケットタウンでダラダラと過ごしている。スマホをいじりながら次の目的地を模索してみたり、周辺のお店の口コミを調べてみたりするなかで「モンキーヒル」という観光地を見つけた。
モンキーヒルだのモンキーフォレストだのなんて世界中にある。関西で言えば箕面の猿山である。年末年始日本で怠惰に過ごし皮下脂肪をたっぷり蓄えたこともあり、暇つぶしと運動を兼ねて朝イチで行ってみた。
これが思いの外良かったのでご紹介します。
現在滞在している宿から頂上付近のビューポイントまで徒歩1時間とグーグルでは表示されている。のんびりハイキングには丁度よい。
乾季とはいえ南国プーケット。日中は晴れると30度を超える気温になるので朝7時位に出発して宿から徒歩で向かった。
途中、朝食がてら途中の食堂でタイ飯を食う。プーケットタウンは中心部以外は格安ローカル食堂が多いので助かります。パトンビーチとは別世界です。
タイの豚肉煮込みご飯「カオカームー」っていうのかな?50バーツで柔らかい豚肉が乗ったご飯を注文
朝から豚丼?って思うけど以外にあっさり美味しく頂きました。
地図貼っておきます。詳しくはグーグルマップでどうぞ。
夜明けすぐの出発で心地よい風が吹く。ハイキングには絶好の気温25度
入口付近から舗装された歩きやすい歩道をのんびりとゆるやかに登っていく
本当はこのあたりで猿にあげる用のバナナやナッツなどが40バーツで売られているのだけど、朝早いのでまだ無人
麓入り口から20分ほど歩いたところでお猿さんが徐々に増えてくる
毛並みがよく可愛らしい。ペットボトルなどを強奪するので注意って書いてあったけどそのような気配は皆無
猿だけでなく地鶏や犬も沢山ウロウロしている。きび団子を持って向かえば桃太郎状態
途中、休憩ベンチや無料の運動器具などがあり、地元の人がジョギングがてら筋トレする場所のように見える。
それでも、ここは南国プーケット。頂上付近のビューポイントに着く頃には、シャツびしょびしょの汗だくになります。息が上がるってほどではないので、まさに「運動がてら」にふさわしい
1時間ちょっとでビューポイント到着
爽やかな山風が吹き抜ける山頂で貪る惰眠はさぞ快適であろう。犬になりたいと初めて思った
この先は電波塔があるだけなので実質ゴールはここです。
帰りは下りなのであっという間に下山。沢山のお猿さんが見送ってくれました
帰り道途中で揚げたての唐揚げを買って、宿に戻ったらシャワーを浴びて洗濯物を干して、冷えたビールをのんで、またエアコンの効いた部屋で昼寝しようって考えながら歩いてるときが人生一番の幸せです。
まとめ
わざわざ遠くからタクシーで乗り付けて行く場所ってほどじゃないけど、近くに宿があるなら空き時間に運動がてら行くにはもってこいの場所です。もちろん入場は無料。朝の涼しい時間帯をおすすめします。完全舗装の道ですがビーサンだとしんどいかもしれません。
よく、繋がれた飼い犬と自由な野良犬どっちが幸せかと話題になるけど、檻のない山で自由に動ける上で人間に大切に保護された猿が一番幸せそうだなと思いました。動物好きな方は是非どうぞ