歳を重ねるにつれて薄毛になってきたわけじゃないんだけど、髪が細くなったのかペチャンコになることが多くなってきた。ちゃんとセットしないとボリュームが出ない
別に毎日人と会うわけじゃないので整髪料を着けるのも面倒。なので日本を出国する前にボリュームを出すために「八村塁みたいにしてください」クリクリのパーマをかけてもらった。
それが案の定失敗して、科学実験が爆発した後みたいな髪型でダナンの街をうろついていた。歳を食っても最低限の見た目気にしなくなると駄目なのは分かってるんだけど・・
年の瀬も間近にちゃんと散髪して元旦を迎えようと行き付けの散髪屋さんに行こうとしたが、雨季終盤のダナン、外はあいにくの雨模様
気分転換も兼ねて宿の近くの初めての散髪屋さんに行くことにした。これが大当たり‼️
宿から近かったのとグーグルのこの口コミをみてピンときたからだ
(翻訳)私はアメリカ出身で、高品質のフェードに慣れています。私は行く床屋にもかなりこだわりがあります。そうは言っても、この理髪店は期待を裏切らないと正直に言えます。双子の兄弟ホアとハオは理髪店を経営しており、観光客にも地元の人々にも同様にとても歓迎しており、男性の髪を切ることに関しては非常に経験豊富です。外国から訪れていて、非常に手頃な価格のヘアカットが必要な場合は、ここが最適です。
Googleマップ口コミより引用
ほう、アメリカ人が絶賛するフェード技術を体験してみたい
カオサンでの路上ドレットやコーンロー、それが自分で解けなくて仕方無しの海兵隊風坊主、散髪代節約のロン毛マンバン、そして薄毛ごまかし八村塁とこれまで数々の髪型に挑戦してきたけどスキンフェードは初めてだ。
初めOPENと表示されている店舗を訪ねると鍵が閉まっていて入れない。どうしようか思案しているとお母さんらしき方が「ちょっと待っとき」と隣の家から男の子を呼んでくれた。どうやら隣が実家でファミリー経営みたいだ。ベトナムではコンビニでもランチ時に店から人が消えることがよくある
店内は普通の散髪屋さん。写真を見せてカットを頼む。なんと27歳双子の兄弟で切り盛りされているみたいで、そっくりな2人に戸惑った。外国人客が多いようで英語が通じます。っても英語で微妙なニュアンスをこちらが言語化出来ないので結局写真頼みですが
とても愛想が良く、色々と喋りかけてくれたけど語学力不足でほとんど英語が聞き取れなくて困らせてごめんね。(気を使ってすごいゆっくり話してくれました)なんでお前は独り身なんだって何度も聞かれたがそれは余計なお世話
そして、実際にカットに入ると真剣な眼差しで何度も何度もバリカンとハサミで少しづつ調整して整えていく。東南アジアのローカル散髪は日本の1000円床屋くらいの10分散髪って感じが多いけど、驚くほど丁寧に仕上げてくれた。多分カットだけで40分くらいはかかったと思う。
それだけ時間をかけて丁寧にカットしてもらってなんと料金は50k₫(約300円)である
料金表によると簡単なカットは35k₫(約220円)からとなっている。日本の大正時代みたいな価格だ。知らんけど
髭剃りやシャンプーも別途各10k₫(約60円)安すぎて笑える
初めてのスキンフェード。綺麗に仕上げてもらいました。爆発していたパーマがかかりすぎた毛先もトリミングしてもらって、大満足です。
なんか、おっさんの自撮りって抵抗あるけど仕上がりこんな感じ。自撮りするならヒゲも剃ってもらえばよかったかな
もみあげが無くなったのは中学1年のときのテクノカット以来だな(昭和・・)
技術・ホスピタリティ・値段どれをとっても文句のつけようがない散髪屋さんに出会えました。ローカル飯屋もそうだけど毎回同じ店だけじゃなくて色々試してみるものです。
全力でおすすめのダナンmen’s散髪屋さんのご紹介でした