ランタ島でバイクを駆って走り回っている。
スクーターなのでそれほど燃費が悪い訳ではないが、一日中島内を探索しているとすぐに空っぽになってしまう。
以前、パンガン島で周りに何もない山の中腹あたりでガス欠になって大変な思いをしたことがある。
タイ離島での給油
島内を走っていると、至る所でガソリンが販売されている。
日本では考えられないが、ウイスキーのボトルやペットボトルに入ったガソリンを商店の軒先で売っている。
よく見かける光景である。
40bahtや20bahtの表示があるが、別に20bahtのところが安い訳ではない。
量の問題だ。単純に40bahtは20bahtの倍の量を売っていると思われる。
しかし、よく見てみると店それぞれが色んな形状の容器に適当にガソリンを入れて売っている。
同じ店でも同じ値段で分量が違うこともある。
ここは東南アジアの離島。適当なんでしょう。
軒先にバイクを停めて、ガソリンくださいと言うとボトルからドバドバと入れてくれる。
お金を払っておしまい。
簡単だ。
軒先でガソリンを売っている意味
日本のようにガソリンの取り扱い免許などがあるのかも不明だし、そんなものの取り締まりがあるならあんな危険なものペットボトルで売りはしない。
聞いた話と主観で実際に言質を取ったわけではないが、観光客向けに適当にガソリンを買ってきていくらか利益を乗せて売っているんだろう。
実際に地元の人はちゃんとしたスタンドなどで給油している。
微妙にぼったくられているようで気分が悪い。(大した金額ではないので気にしない人は構いません)
離島のガソリンスタンド
ランタ島にもこのようなおなじみのガソリンスタンドがある。
しかし、数は少ない。日本の田舎でもそうだが都会と違ってどこでも給油できるわけではない。
だから商店の軒先に需要があるのかもしれない。
給油方法も日本とは少し違うが難しいことはない。
スタッフに金額や量を伝えてお金を先払い。指定された給油口で指定量が自動で出てくるので入れるだけ。
お釣りは二度手間だが後からもらえます。(タイすべての給油システムがこれとは限らないのであしからず)
お勧めのセルフスタンドの使い方
軒先のボトルガソリンほどではないが、ランタ島ではガソリンの自動販売機がかなりの数設置してある。見る限り地元の人もほとんどこれを利用していた。
使い方を説明するが、わざわざ説明がいるかどうかは不明なくらい簡単。
まずお金を入れる。お札、小銭両方使えます。
入れた金額がデジタル表示に表示されます。
スマホカメラとデジタル表示の点滅の関係で上手く映らなかったが、37baht入れました。
入れた金額と購入可能量が表示される。
金額を入れたら、給油キャップを空け給油ノズルを給油口へ差し込む。
次に青いボタンを押したら、多分タイ語で「給油してください」的な音声が流れるのでトリガーを絞る。
給油中は何やら楽し気なBGMが流れ出す。
途中で自動センサーで勝手に止まるので(日本のセルフと同じ)少しノズルをずらして、また青いボタンを押せばOK。
金額分入れ終わると止まります。途中で辞めたいときは赤いボタンだと思う(使ってないのでお釣りが出るかは不明)
スクーター40bahtでガソリンタンク半分くらいかな。
以上。
簡単です。
セルフでガソリンを入れるメリット
おそらく計量メーターのごまかしなどはないと推測する。
タクシーメータ改ざんなどいろんなことがあるので絶対とは言い切れないが地元の人が使っているので大丈夫でしょう。
手間はほとんどかからず適正価格で購入できる。
それから、この自販機は1bahtから小銭が使える。旅行中なかなか1baht単位の小銭を使う機会が少ないので余った小銭を全部消化できるのがとても便利。
補助通貨(サタン?)は多分無理だと思うが1.2.5.10baht硬貨実際に投入してみたがバンコクのBTSなんかよりスムーズに認識してくれた。
おかげで財布がすっきりします。
まとめ
バンコクなどの都会を除き、ほとんどの旅行者にとってレンタルバイクは大変便利で貴重な交通手段。
ガソリン節約もそうだが、地元の人はノーヘルがあたりまえ。レンタル時国際免許の確認すらなかった。
まあ、自転車感覚なんだろう。
しかしこの島では舗装されていない道路がまだまだある。
峠越えのアップダウンのカーブに砂利が散乱しているところが多数あるので、安全運転に心がけるべきと思う。
舗装路もガタガタだし水たまり周りには泥でグリップが効かない場所もある。
当然ヘルメットも貸してくれる。
ノーヘル運転は日本では体験できない爽快感があるが無料で使える保険みたいなもの必ず使用することをお勧めする。
バイクで峠の頂上へ行き、海を見渡しながら食べるローカル飯は最高です。
安全運転で島内ツーリングを楽しんでください。