只今タイ・ランタ島の小屋で沈没中なのだが、特にやることもないのでレセプションのテーブルでボケっとしている。
ここでは、ほとんどの宿で旅行代理店の取次ぎをやってくれる。
ふと目をやると各地までのバス料金やボートとのジョイントチケットの価格表が目に入った。
なんとなく理由もなしに長距離移動を陸路でしたくなった。
各地への料金表
近隣のクラビや空港、プーケットやパンガン島など300baht(約1000円)~の価格表になっている。
よく見ると、お迎え付きでマレーシアのペナン島やクアラルンプール・シンガポールまでの記載もあった。
1200baht(約4000円)程から。最近はLCCがアジアの空を無双しているので、例えばクラビからバンコクなど1800円で飛んでしまう。
費用的にも時間的にも貧乏バックパッカーなどがあえて陸路を選択する理由が少なくなってきたように思う。
しかし、ふと突然にあえて長距離移動をバスや電車でしてみたくなった。
移動手段の記憶
数年前にバンコクのファランポーン駅から夜行寝台列車でラオスへ渡った時の記憶は今でも鮮明に思い出すことができるが、
成田からワルシャワまで13時間近く乗ったポーランド航空の記憶など全く残っていない。
初めてのビジネスクラスでもない限り飛行機の記憶など残ることはない。
そう、移動自体も旅の大切な醍醐味なのだ。
時間だけはたっぷりとある。
当初マレーシアへリペ島からランカウイ経由で渡ろうと思っていたが時期的に船がないためこの島でダラダラと過ごしている。
訳あって後半はベトナムへ友人を訪ねる予定なのでタイの滞在も後2週間ほどとなる。
次の目的地
プーケットからランタ島とそこそこ島暮らしも満喫したので一旦気分転換でバンコクに戻ろうと思う。
そして、パタヤだな。
自分自身夜遊びがそれほど盛んなタイプではないが、やはり男の一人旅は定期的にパタヤでチャージが必要だ。
クラビの空港から飛行機で飛べば2時間もかからない行程ををあえて、バスで18時間かけていってみよう。
更に、その後予定しているベトナムでは飛行機でダナンまで行き、ビーチを楽しんでから電車でハノイまで行ってみようかと考えている。
旅の楽しさの中に計画する過程が一番だという人もいる。
同感だ。何処に行こうかはもちろん、どうやって行こうかと考えている時がもしかしたら一番楽しいのかもしれない。
金は無いけど時間はある。その時間を贅沢に使ってみよう。
これから数日かけて、楽しんで次の旅の予定を練っていこうと思う。
陸路で旅といえば伝説のこれです。自分のkindle端末にも入ってます。