海外沈没生活の醍醐味にローカル市場がある。アジア特有の野外生鮮品マーケットである。
欧米人からすると冷房・冷蔵施設のない生鮮品市場は目新しいそうで人気がある。初めてタイのクロントーイ市場に行ったときは、その生々しさに感動さえ覚えた。
しかし欧米人に言わせると、一昔前の築地市場で地べたにマグロを転がしてるのも同じに見えるらしい。確かにそうだ。先進国首都東京の大都会の一角で長靴おじさんの隣の床に魚並べてるんだから当然か。言われてみないと気が付かない
ローカル市場など、キッチン付きの部屋で自炊をするベテランを除くと見物するだけで特に観光客には不必要な場所のようにも思える。
しかし、ローカル市場の骨頂は「朝食利用」にあると断言する。
とりわけ観光客の方にぜひ利用してもらいたい
夜明け前から活気付く市場には飲食店や屋台の仕入に来るローカルや買い出しに来るお母さんなどで溢れ返るが、彼らや関係者が仕入れついでに腹ごしらえをする食堂がずらりと並ぶ。
新鮮な市場直仕入れの食材を使った料理を舌の肥えた市民が食すローカルフード。外れるわけがない。
言わば江戸前の寿司屋が築地場内で食べる海鮮丼のようなものだ。知らんけど。。そして当然ローカル価格だ。
ローカルフードしかないけど国内北よりの街だとイサーン料理、南側だと中華やマレー料理などが多く、よく見ると街々の市場ごとに個性がある。
毎朝最寄りのローカル市場へ夜明けと共に散歩がてら通っては腹を満たしている。早寝早起きジジイの特権である。
ぜひともローカル市場の近くに宿泊の際は少し早起きして40バーツを握りしめ至福の朝ごはんを楽しんでみてください。グーグルマップなどを活用すればタイの主要都市ならローカル市場どこでも見つかります。
毎日の朝活紹介でした