初チェンマイ上陸なのにどこにも出かけずに引き籠もっている。当然ビーチもないし歓楽街もパタヤのそれに比べれば見劣りする。寺院やカフェ巡りにも興味がないし(じゃあなんでチェンマイ来たんだよ・・)のんびりと過ごしている。
その一番の理由はコスパ最高のホテルに滞在しているから。前に誰かのブログかyoutubeで見つけていつか泊まろうとブックマークしていたホテル。激安で鬼コスパ。ご紹介します。
ロータス パン スアン ケオ ホテル (Lotus Pang Suan Kaew Hotel )
場所は旧市街からほど近いニマンヘミンとの中間くらい。以前は大型ショッピングモールに併設していた豪華大型ホテル。そのショッピングモールも潰れてしまって今では廃墟と化している。更にホテルは築30年以上の老朽施設。
故に価格がバグっている。先に言うけど一泊2000円台。(時期によると思うけど自分が予約した時は2000円ちょうど位でした)
老朽ホテルとはいえ、過去栄華を誇ったであろうバブリーな作り。入口に看板がない理由は分からないけど吹き抜けのエントランスは圧巻の迫力。これを冷房で冷やしているだけで赤字が出そうな贅沢な空間。
エレベーターからレセプションが見渡せる昭和世代懐かしの造り。子供の頃はこういうエレベーターで大はしゃぎした記憶。
部屋はとても広くて一人ではもてあます。エアコンが強力で最弱でも寒いくらい(ここは人選ぶけど効かないより100倍マシ)
シャワー室と足が伸ばせる大きな湯船が別々に付いている。
ケトルやドライヤー有り。立派なフィットネスジムが完備されていて、宿泊客はもちろん無料。(タオル別途20バーツで入場には毎回レセプションでクーポン券をもらう必要あり)外部会員は有料で利用していた。
レストランでは朝食ブュッフェが用意されている(朝食無しのプランでは別途180バーツ)
ルームサービスは一品120バーツ、500円位から利用できる。レストランも同価格
プールはバカでかくて屋根付きのエリアなどがあり半日はのんびりできる。タオル無料。
周りにはローカル店やオシャレすぎるカフェが乱立しているエリア。コンビニやロータススーパーも徒歩圏内。
周辺は徒歩でも回れるけどレンタル自転車やキックボードも近隣に多数設置してある。
面倒くさい方はグラブフードやフードパンダがなんでも届けてくれます。
確かに施設は古いけど歴史を感じさせる重厚な作りはもはや文化遺産的な貫禄をが漂っていると言っても過言じゃないと思う。とても便利な場所とは言い難いので、ここを起点に色々観光するってより施設内で引き籠もってのんびりするホテル。それにしても豪華すぎるし安すぎる。
30年前なら超高級リゾートの部類だったと思う。(多分その頃のアジア人観光客は主に日本人だったのだろう。日本語表記の説明も多い)
特に日本人は新しい施設が大好きだけど、近年のチェンマイの歴史と共に多くの観光客と時を歩んできたホテルなんだなと思いを馳せながらの利用もおつなもの。のんびり沈没滞在しています。
ベトジェットエアの関空便を利用するときはこのホテルでのんびりを鉄板コースに入れたいと思える良いホテルでした。是非どうぞ