東南アジアでモールや土産屋を回っていると、当たり前のようにコピー商品が並んでいる。昔は日本でも上野や錦糸町の露天で外国人が腕時計を売っていたり、大阪なら鶴橋で韓国系のブランドコピー商品が堂々と売られていた。
タイやフィリピンでもそういう有名モールが未だ存在するけど、ベトナムの観光地は街中がそれと言っても過言じゃないくらい多い
今回ハノイからベトナムを縦断して、各都市を見て回った個人的印象だけどレポートします
※質や値段はともかく、品数と賑わいで言うとクアラルンプールのチャイナタウンが東南アジア随一かも
ハノイのフェイク衣類は雑すぎ
ハノイでは旧市街のナイトマーケットを回っただけだけど、コピー品に限らずテキスタイル系の質は1番悪かった気がする。ブランドロゴの刺繍も文字が不均等で糸が所々ほつれている。ベトナム全土で工場や輸入先がバラバラって事はないと思うけど、1番品質が低いと感じました。ノースフェイス、ナイキ、アディダスばかり。安っぽすぎです
種類が豊富なのはホーチミン
有名なのがサイゴンスクエア
人口が多く観光客も集まるエリア。コロナ前とコロナ後に訪れたけど、未だ以前ほどの活気はまだ戻ってない印象。
高級ブランドのバックから定番のノースフェイスだけじゃなくてパタゴニアなどのバックやカナダグースなどのダウンジャケット、各種スニーカーなどバリエーションは豊富。メーカーコラボ商品などもいち早く並び企業努力に感心する(違法だけど)
近くのペンタイン市場はTシャツや下着類が中心。生地や縫製はとても良く出来ている印象。
言い値はボッタクリなので要交渉。色々見るだけならホーチミンだけで事足ります
安物市場の周りに高級コピー店が並ぶダナン
川沿いにある有名なハン市場。記事にしたことはないんだけど、観光客相手のお土産屋市場。
ここの2階に衣類やバックのお店が所狭しと並んでいる。値札もついているので買い物はしやすい。スポーツ系のシャツが多く速乾性の生地は悪くないし安い。
Tシャツは200円/枚位から購入可能。ここも何故かナイキ、アディダス中心。あとはアンダーアーマーとか。バックや財布はとてもチープだけど安いから旅行中の使い捨て用ならいいかも。
市場の周りには一見それらしい高級ブティックのような店があるが、全部偽物。韓国系のお客さんを狙った韓国系オーナーの店が多い。コピーなのに値段が高すぎてビックリする(数万円〜)スーパーコピーってやつなのかな?そこら辺はよくわかりません。
歩けば高級コピーブティックだらけのニャチャン
ニャチャンにも市場があるけど、ここの衣類はやる気が見えない一昔前のデザインでペラペラなものばかり。埃被ってるイメージ
しかし、街なかには普通のブランド品ショップにしか見えないブティック(今でもブティックって言うよね?昭和だけ?)がそこら中に乱立している。ある意味この街が1番それに力を入れているエリアかもしれない。正直、ニャチャンにブランド直営店が出来たとしても信用できない位全部偽物店
ブランドのバックや財布はもちろん、特にモンクレールなどのダウンジャケットが多い。コピーだけど値段は数万円。店員はベトナム人だけどハングルの名札をつけて片言の韓国語を話す。主に韓国人、そして中国人向けのお店ですね。(日本人もいるだろうけど)
厚手のダウンジャケット自体ヨーロッパの人は余り着ないらしいし、東アジア向け。後ロシア人かな?
南国で安く使い捨ての下着などを買うってより、高品質なブランドコピーを高値でも買いたい客層向けなのかな。最初の韓流ブーム(ヨン様のときね)の頃もソウルに高品質のコピー商品を買いに行く日本人も多かった。今はここに移ってますね。
まとめ
デカい高級ブランドのロゴが入ったシャツやビーチなのにディオールやヴィトンのバック下げて歩いてる欧米人は殆ど見かけないけど、最近は中国人もしかり、中東系の観光客でそういうのを好む姿を散見しますね。
何でもかんでもファランが見本って訳ではないけど、所詮精巧だとしてもパチモンはパチモンです(下着や使い捨てのシャツはGUやしまむらより安いからいいと思うけど)
昔程ハイブランドがカッコいいって時代ではなくなったって勝手に思ってたけどこの間、日本で若い女の子が「ロレックスとか超かっこいい〜」とか言ってたからあんまり昔と変わらないのかも
まぁ基本売るのも買うのも違法なので自己判断でご参考にして下さい。