一通りアテネの観光地を無料開放日に回った翌日、それまで仲良くしてもらってたドミトリー同部屋の客達も皆チェックアウト
ポツリと残された身としては、旅人特有の心地よい系の寂しさを纏いながらぼんやりと想いを馳せる
やることが無くなって考えたのは最近の心残。
ジョージアのバトゥミシーフード市場でムール貝を楽しめなかったことだ
そうだ!アテネも地中海やエーゲ海に面した海の街だ。先日行ったアテネの中央市場で新鮮なシーフードをお手頃価格で食べさせる店が無いか調べてみよう
直ぐ様誰も居なくなったドミトリーの部屋を後に向かった
然程苦労せず見つけました
新鮮な魚や肉を売っている市場の中にあるこじんまりとしたファミリー経営らしい海鮮食堂

気取って無くて素朴な小さいお店。好みの雰囲気だ
まずたどり着いた矢先に店主の男性がとても愛想よく話しかけてくれた(ジョージア長期滞在で営業スマイルに飢えてます)
1人だと伝えるとボリュームなんかも融通を利かせてくれるって
ネットで調べて最初から目星を付けて利用する予定だったけど、接客ってほんと大切。食べる前からファンになりそうな雰囲気と話術だ。
店先には写真があるが値段は書いてない

まず、ざっとメニューを載せていきます
1€(約160円)で計算して下さい
●前菜系


●肉系

●魚介系

●アルコール&ソフトドリンク

迷うこと無く白ワインをオーダー。1㍑が8€(約1300円)お店で注文するワインとしては激安な部類。税込みのサイゼリヤと良い勝負。世界中どこへ行ってもベンチマークはサイゼリヤ
飲もうと思えば1㍑飲めるけど、昼間なのでワインはハーフサイズにしてもらった
ムール貝はフルサイズで注文
エビやイカも気になったけど、これはベトナムのビーチでも食べられるし食べきれないと申し訳ないので今回はスルー

店内はWi-Fiも完備してあるので待ち時間も問題ない

一生懸命客引きをしているが、感じが良くしつこくないので皆笑顔だ。雰囲気良し

10分ほどでムール貝が到着。以前にバトゥミでおあずけを食らったムール貝9€(約1400円)
「冷凍じゃないよね?」って注文する前に確認したら、笑いながら「鮮魚市場の中にあるレストランだぜ?当然だろ」って笑ってた

これを冷えた白ワインといただく

一口パクリ
ムール貝特有の磯臭さと旨味が鼻を通り抜ける。調理法はシンプルに塩をまぶして焼いただけ、余計な調味料は一切なし
ヤバ。。ウマ
語彙力を無くした令和のギャルさながらの感想
殻が薄くて、身が濃いって印象
それを白ワインと流し込む
マリアージュってこういうこと
食べてみて初めて気がついたけど、冷凍じゃないムール貝初めて食べたかも
— ビーチライフ🌴世界のビーチで沈没生活 (@beach_life40s) May 19, 2025
当たり前だけど別もんだな…美味すぎる
エーゲ海の味☺️ pic.twitter.com/gm40Vxqzxs

途中レモンを絞って味変する。特有の磯臭さが好きだから問題ないけど、気になる人はこれで臭み消し。更に旨さが増す
いやー数週間ぶりのムール貝の口を満足させることが出来ました
まさにバトゥミの敵をアテネで打つ
値段・味・雰囲気と大満足のローカル店でした。
隣で一人女性客が食べていたタコ料理が美味しそうだったので次回があれば頼んでみたい
ここはおすすめです。是非