涼風が吹く心地の良いダラット。気候が良すぎて散歩が快適。そんな中、気になるお店を発見した。
屋号が「だんご3兄弟」懐かし
一見すると団子のお店かと思ったが、フーティウという麺料理やさん。店名に惹かれてふらりと入店。
翻訳するとミックス麺やチャーシュー麺などと書いてある。値段も手頃。
とりあえず一番上のミックス麺を注文してみた。卓上には温かいジンジャーティー。気温の低いダラットの気候も相まって身体に滲みる
このフーティウ、麺が米粉麺と中華麺の2種類が入っている。久しぶりの中華麺にテンションが上がる。
スープを一口。お！ベトナムぽくない。あっさりした日本の塩ラーメンだ。具だくさんというわけではないが、小さい骨付き豚肉とチャーシュー、肉団子などが入っている。
これだけでも日本人の口に合う美味しい麺料理なんだけど、テーブルにおいてあるのが「醤油」
これをかけて混ぜれば「日式醤油ラーメン」の出来上がり。長らく海外を転々としている身としては嬉しい味。
聞くところによれば中華麺は手作りなんだとか
後日に当然リピートした。するとご主人が「日本人？」と日本語で訪ねてきた。
話してみると1993年からコロナ禍まで約25年間、東京の新宿で働いていたそうな。どうりで日本人好みの味付けな訳だ。そして「だんご3兄弟」が当時流行っていたらしい。重ねるけど懐かしすぎる
だったら日本語メニューもあれば良いのにと聞いたら「ダラットには日本人誰も来ないんですよ」と。韓国語メニューはあるのに・・
街にはハングル文字が溢れているダラット。なんか一抹の寂しさを感じる。
そうだろう、ただでさえ韓国人が多いベトナムにおいてダラットで日本人を見ることは少ないのに日本語の屋号を掲げて店を経営してる彼に愛着を否めない。
彼も久しぶりの日本人客と日本語での会話にお互い雑談に花が咲く。そして、となりの人気コーヒー屋さんのベトナムコーヒー奢ってくれました。（人気だけあって美味しかった）
親日のご主人でなくとも、ダラットでラーメンが食べたくなったらココって紹介しようと思ってはいたが、もしダラット旅行を計画していてこのブログにたどり着いた方には是非利用してもらいたいと思いました。
なぜだかグーグルマップには「ハンバーガー屋」と記載されていて、だんご3兄弟って屋号も未記載だったのでグーグルに修正依頼しておきました。
ちなみに、日本語がペラペラなので麺を全部中華麺にしてとお願いしたら変更してくれました。もう完全に日式ラーメンです。
何かダラットで困ったことがあったら日本語で助けてくれるかもしれません。とりあえずzaloで友だち登録させてもらいました。（LINEアカウントも持ってるって言ってました）
各地での人脈つくり大切です。
日本人なら大歓迎してくれること請け合い。色んな意味でおすすめです。
