ベトナムではダラットワインを愛飲している。と言っても決して美味いからではなく「安い」からだ。ボトルで90K₫(約540円)前後
安いと言っても東南アジア圏に対して相対的に安いだけ。関税の安い日本の方が美味しいワインを安く買えるのは仕方ない。
そんなダラットワインを食堂に持ち込んで飲んでいると、地元民がより美味しく飲む方法を教えてくれた。
近くのお店で買ってきてくれた「あんず干し」を刻んでワインに投入する。教えてくれたというより人のワインに勝手にってノリだったが…
まぁとりあえず素直に飲んで見る。摩訶不思議、ワインが全く別物に早変わり。
あんずの甘みが拡がって、こころなしかコクが深くなった気がする。これは凄い。お世辞にも高級ワインになったとは言えないが柔らかいサングリア風に変身した。
ワインなんてそれこそ好みが千差万別だけど個人的に薄めで淡白なダラットワインがチョットした自家製サングリアに早変わりするこの飲み方は悪くない。口当りが更に良くなるが、アルコール度数はそのまま13%と少し危険なお酒になる。キンキンに冷やしたり、かち割りでなら尚更だ。
日本酒やビールもそうだけど、その土地々々で色んな飲み方があるんだなと関心した。
早速、翌日地元市場で大量購入。このサイズで300円位
教えてもらった飲み方は刻んでグラスに入れる方法だったけど、それだと葡萄ジュースみたいに甘くなりすぎるので、試行錯誤してボトルの中に一粒落す位が丁度よいのを発見した。
定期的にグラブで頼んだステーキと共に味わってます。
今回買ったあんずの量だと、後ワイン100本はいけそうです。そういえば開封したドライ・フルーツって国内持ち込めたっけ?
因みに同じ店にのドライ梅干し?も売ってたが、そちらはかじって美味でした。こういうの日本だと高いのでお得です
ご参考に