トビリシからクタイシへの行き方はバスなどが主流。
しかし時間だけは有り余ってるし、時間はかかるけどのんびり一番安い鉄道で向かうことにした。(無論理由は安いからだが)
チケットは事前に購入済。
まずは宿から市バスでトビリシ駅へ向かう

小雨が降るなかGoogleマップで調べた路線を待っていたけど数本見逃してしまった。ぴったり停留所前に止まらない場合があるのも海外ならではの御愛嬌。
ジョージアはGoogleマップでバス案内が出ない都市が多いのでYandexマップを使うのが基本だけど、トビリシはGoogleマップでOKでした
乗れなかったら最悪タクシーも考えたけど3本目で無事乗車できた(乗ったのは331番)

乗ったらクレジットカードをタッチするだけ。ジョージアの交通系ICカードを作っておけば1ラリ(約50円)クレジットカードだと1.5ラリ(約80円)です
交通系カード作成が2ラリなので4回以上乗るなら作ったほうがいいかも。地下鉄駅などで購入できます
駅建屋に入ったらエスカレーターで3階に登って右側がプラットホーム1

旧ソ連って感じの無骨なホームと列車だ
何番列車なのかがわからない仕様なので駅員さんに確認する。
チケット購入時と乗車時にパスポート提示必須です。9時発車予定で10分遅れで出発

一番安い2等車両。3-2の5列席。上のグレードは4列シート。見た目あんまり変わりはない。安い席は、ほぼ満席。高い席は6割位も乗車率

列車に乗ったら小銭を恵んでくれって老人が手を出して回ってきた。入場料がないから狩り場なのかな?隣の御婦人は小銭を寄付してました
余談だけどこっちのそれ系の人は座ってお恵みを・・って感じの人だけじゃなくて、歩いてるといきなり近づいてきて「くれ!」見たいな人も多い。フィリピンでも見かけるけど元気でアグレッシブな物乞いって日本では見かけないから新鮮
途中の駅で一時停車時にハチャプリの売り子も来るけど、食料と水は事前に用意しておいたほうが良い

トイレは足でペダルを踏んで流すタイプ
多分線路に垂れ流し。記憶をたどる昭和初期感。紙はあります


4時間ほどでリオニって駅に到着すると、目の前にクタイシ行きの小さい列車が待機してるのでそのまま乗り換える

内装が木造のかわいい列車
ここからは別料金で車内にあるこの券売機でチケットを買う。0.5ラリ(約25円)お札は使えない。
係員に両替してって頼んだら凄い嫌な顔されたので、気になる方は0.5ラリ銭を準備しておいて下さい

そこから30分ほど北上してクタイシ駅に到着(リオニの駅で下車してバスで向かう方法もあるみたいです)
次の地バトゥミ行きは数日後の朝6:15。駅で一応確認しておく。電車で行くかバスで行くかは追々考える。バスだと20ラリ〜30ラリ(約1000円〜)電車だと2ラリ(約100円)なので多分電車で行く

閑散とした駅を降りて、宿までとぼとぼ歩いて行きました
前述した通りGoogleマップではバスの路線が表示されず、Yandexマップってアプリを入れておけば調べられたのだけど、この時はそれに気づかず40分バックパック担いでの徒歩はちょっと疲れました

トビリシからクタイシへは片道マイクロバス「マルシュルートカ」ならおよそ1700円くらい、鉄道が約700円。お好きな方を選べばよいが、旧ソ連の雰囲気を醸すコーカサスの列車旅も乙なものでした。
ご参考にどうぞ