前回の記事でご紹介した「我部祖河食堂」の近くにオリオンビールの工場があり、思い付きで工場見学に行くことに。
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初めに言っておきますが、お腹を一杯にして行くと後悔します。工場見学は小腹が空く程度で訪れてください。
折角の新鮮で美味しいビールが台無しになってしまします。(経験談)
オリオンビール工場見学「オリオンハッピーパーク」
日本のビール大手5社(麒麟麦酒・アサヒビール・サッポロビール・サントリー・オリオンビール)中のシェアは0.9%と全国的には後塵に拝しているものの、沖縄県では最大のシェアを誇り、本土復帰直前の最盛期には県内市場の9割[1]、ないし8割以上を押さえ[2]、現在でも5割を超すシェアをもつとされ[3]、いわば「県民ビール」として定着している。沖縄県内シェアは、オリオンビールによれば55-56%(2003年(平成15年)度実績、アサヒビール委託分を除く)。 2005年(平成17年)度の売上構成はビール・発泡酒類99%、清涼飲料水1%となっている。沖縄本島北部の名護市に唯一の生産工場を持ち、そのため「名護ぬ水小(なごぬみじぐぁー)=名護の水」とよばれている。沖縄県では大手の企業であるため、文化事業(各種イベント)等の協賛にも寄与している。沖縄県のイベントのほとんどに協賛しており、オリオンなくしてイベントは成り立たないといわれている。また、これらのイベントがアーティストの発掘や育成につながっており、文化創造に大きな役割を果たしている。最大のイベントはオリオン・ビアフェスト(ビアフェスト)である。ウィキペディアより
受付
車の中から電話で予約。平日にもかかわらず予約が埋まっている時間が多く、到着ギリギリの時間で滑り込みセーフ。
受付で登録を済ませて、試飲用のバッチをもらう。当然ハンドルキーパーはジュースのみとの確認。
工場見学とは名ばかりの無料生ビールが目当てであったが、意外にも工場見学が楽しかった。
平日なのに埋まっている時間が多かったのはやはり外国人観光客だった。バスで大勢乗り付けてました。
テンポの良いガイド
説明してくれるお姉さんは日本語と簡単な英語。
その他の国の観光客には母国語の説明パンフレットなどで対応していた。
少し、微笑ましい気持ちになったのが、ガイドのお姉さんが沖縄のアクセントで話すのはもちろん、英語が沖縄訛りになっていたのが良かった。
文章で説明するのは難しいですが、可愛かったです。
サクサクとした短い時間で区切ったガイドで、間延びせずに興味深く見学することができる内容となっていた。(話が長すぎると退屈するタイプなので)
麦とホップ
麦芽とホップって名前はよく聞くけど、実際に見て触るのは初めて。いつも何気なく飲んでいるビールがこんな形の原料で出来ているのかと興味津々。
室温管理された生成機械
各工程に分かれて、数々の機械や樽が並んでいる。室内は高温(39度)に管理され中に入ることもできる。
樽の中を覗くことができる窓が付いている。ビールを作る工程なんだけど、なんか土木工事のような見た目。
貯蔵タンク
この一本の貯蔵タンクを飲み干すのに、一日一本缶ビールを飲む人が1500年かかるそうです。
大きさをアピールしたいんだろうけど、逆に例えが分かりずらい。
オートメーション化された製造工程
凄い速度で瓶ビールや缶ビールが自動で流れていく。
とにかく、ガイドでアピールしていたのは規模の大きさでした。
もうちょっと、オリオンビールの他社との差別点とか美味しさの秘訣とか聞きたかったかも。
メインイベント「試飲」
まってました。最後の試飲は工場出来立ての生オリオンビールをきめ細かい泡でタンブラーに注いでくれます。
一人2杯をおつまみの特製ナッツと共に楽しめます。
- 基本車での来場となるので、誰かは犠牲になってしまいますが、今回は後部座席組だったので後ろめたさもありながら美味しく頂きました。
試飲会場の隣にはオリオンビールオリジナルグッズのお土産屋さんがあり、多くの観光客でにぎわってました。
場所
まとめ
思ったよりガイドのテンポが良くて、飽きることなく回ることができました。時間も多分1時間もないくらい。
普段見ることができないビールの製造過程を見ることができ、新鮮な生ビールが頂ける嬉しい工場見学。
しかも、完全無料。
実際に、工場で専門家が注ぐ生ビールは普段より美味しく感じられました。(泡が特にクリーミーでよかった)
冒頭で関連記事としてリンクを張った沖縄そばの名店などとセットで観光コースに組み入れてみてはいかがでしょうか?
ビール好きなら必見のオリオンビール工場見学のご紹介でした。