当ブログにはちょくちょく登場している、バンコクの友人がいる。
もはや、パタヤに長期沈没している身としては、身近に彼しか友人がいない・・
そんな彼が定期的に独りで退屈しているおっさんを慰めに会いに来てくれる(変な意味じゃないですよ)
パタヤの夜遊びももちろん楽しいが、今回は車で観光に連れて行ってくれた。
以前から一度は行ってみたいと思っていた場所。
サンクチュアリオブトゥルース
1981年8月13日より35年以上を費やし、未だ建設が完成せず現在進行形で進められている建築物で、チーク材やハード材等を使用し古典芸術、彫刻、技術保護を目的としています。木造建築の高さ、幅は約100m、総面積は約2,115平方メートル。建築中なのでヘルメットを被っての見学となり、希望すれば英語のガイドが建物を説明してくれます。
引用amazingthailand公式サイトより
パタヤの中心街から少し離れた場所にあり、ソンテウなどを乗り継いで行くにはちょっと難しいので、Grabタクシーやバイクで向かわなければならない。
複数人ならまだしも、一人でタクシーに乗って観光地に向かうのに抵抗がありこれまで行くことが無かった。
友人が車で連れて行ってくれることとなり、渡りに船。
場所
観光と言えば「歩いて行ける場所」「無料」この条件を死守してきた自分が
珍しく、お金を払って観光をしてきましたのでご紹介します。
チケット売り場
車を駐車場に止めて、チケット売り場で入場料を払う。
その他、動物園みたいなコーナーやアクティビティもあり。
入場料が大人500baht(約1700円)
1700円…
寺院を見学するだけで1700円。
いつもの節約生活から考えるとタイの寺院を見学するために清水の舞台から飛び降りる覚悟がいるという訳の分からない心境。
それでも、折角連れてきてもらったので思い切ってお支払い。
胸に入場許可的なシールをペタリ。
チケットも別でもらって標識通り敷地内を進む。
途中、像に乗れたりヤギにミルクをあげたりできる場所があり子供なんかも楽しめるようになっている。
階段を下って、ヘルメットを受け取り被る。
まだ、建設途中なので安全第一で。
遠目からも迫力が伝わる寺院が伺える。
外観と内部
外から眺めるだけでなく内部にも入ることができる。
まずは外を回ってから内部へ入るルートとなっている。
なかなかの迫力。
全てが木造手彫りで釘を使わず作っているらしい。作り始めて30年以上。まだまだ完成途中。
長い年月をかけて手作りしているので、初期に作った彫刻はすでに劣化してきている。
最近できたものとの色の違いが一目瞭然。
見学途中でも職人さんが随意製作中。(これもまた観光の演出なのかな)
寺院内部からは海とビル群が望める、ミスマッチだけど雰囲気あります。
時より吹き込む潮風が心地よい。
見てはいけないものを見つけてしまった
着工から30年以上たった今も未だ未完成。「アジアのサクラダファミリア」と呼ばれているとかいないとか・・
売りは、木造の手彫り作成と釘を一切使わない工法と謳っている。
ふむ、それがどれほど凄い事なのかよくわからんけど、なんだか凄いんだろう。
なんて、呟きながらまじまじと見つめる。
なんだか、ちょっと雑な堀跡もタイなのでご愛敬。
・・・ん。これはなんだ?
釘を打った後を塗料で埋めているような跡がある。
おかしいなとふと目線を下げる。
めっちゃ釘打ってるやん!!
しかも、頭曲がって刺さってるし。(素人の日曜大工か?)
ここは、見て見ぬふりだな。
いそいそとその場を後にする。
ちなみに、帰りはGrabタクシー利用不可。
地元の雇用を守るルールがあるみたい。バリのチャングーエリアとかも同じシステムでしたね。
安いからねGrabは。
まとめ
写真だけでは迫力は伝えきれません。
実際のその荘厳さと職人さんの建築工程を目の当たりにしなければ良さは分からないかと思います。
完成して何十年もたてば間違いなくアジアでも屈指の遺産になること請け合い。
しっかりと、自分の目でその迫力を確かめてください。
そして、見てはいけない所は見て見ぬふりをする大人の度量が試される寺院ですね。
1700円位全く問題ない財力の方は是非にでも訪れることをお勧めします。
できれば、涼しい時期なら尚の事良しです。