パタヤ・ソイブッカオの南端に毎週火曜日と金曜日の限定開催で行われる激安市場がある。
市場と言ってもその大半が「衣料品」そしてローカル屋台。
観光客はもちろん現地のお客さんも大勢集まるローカル価格の衣料品市場だ。
ローカル衣料品。
ご想像通り、観光客目当てのラインナップとは程遠い。
正直、こんな服誰が着るんだろうか?ってデザインのものが多い。
しかしながら、その中でも時間をかけて探せば生地もしっかりしていて、日本に帰ってからでも十分実用に耐えうる商品も見つけることができる。
何より値段がびっくりするくらい安い。使い捨ての部屋着としてなら試しに購入しても全く問題ない価格。
ブッカオマーケット
朝の8時位からOPENするとの情報を聞きつけて、朝飯探しと散歩がてら見学に行ってみた。
場所
グーグルマップに公式な場所が見つけられなかった。かなり有名なマーケットなのになぜかな?
とりあえずここに向かって行けばすぐに見つかります。
この近辺では最大の敷地面積かと思われます。道を挟んで東西に広がる大規模市場。
朝一でもかなりの賑わいを見せている。
中心は衣料品
中に入ると所狭しと衣料品が並んでいる。
コピー商品からローカルメーカー品や、がらくた市のようなものまで勢ぞろい。
特出すべきはその値段
部屋着なら使えそうなパンツは30baht(約120円)
デザインが気に入るかどうか次第だけど、なんと10baht(約35円)とかで女性や子供向けのブラウスなんかもうっている。
なんと35円!!
色んな国で安物買いを体験してきたが、35円~の衣料は最安値かも。
ブランドを模倣したTシャツなんかは少し高めで100bahtから200bahtほど(約350円から700円)
これは生地がとても丈夫そうでしっかりした造りとなっているものが多い。
あとデニムパンツなんかも100baht(約350円)くらいからありました。
(南国でデニムなんて履きたくないと思うんだけど、どこへいっても売ってますね)
しかし、35円の値札を見てからだと700円のTシャツが非常に高価に感じてします。
その他、こんな感じで山積みされたバックなどのワゴンセール?80baht(約280円)
いや、地面セールなんかも散見。
スニーカー売り場や、アクセサリー。そしてアジア定番のテレビのリモコンだけ集めた屋台なども出店。
(スニーカーはコピー品ってより中古っぽい。出所の事は深く考えないようにする・・)
なかには、壊れたマネキンにもはやネタとしか思えない下着を履かせたものまで・・
これ見て「欲しい!」って思う人がいるのかな?
まぁ何でもありです。
充実のローカル屋台群
野菜や香辛料などの青果市場が並びその脇には数々のタイ飯ローカル屋台がマーケットを囲むように並んでいる。
殆どのタイローカル飯が楽しめるであろう、豊富な品数の屋台が多数。
何処で購入しても、食べ放題の薬味がずらっと並んだテーブルも用意してあるので、好きなものを色々買って自由に食事ができるようになっている。
正直、衣料品よりもこちらを目的に訪れて散歩がてらマーケットを見て回るってのが正解のような気がするくらいの充実ぶり。
各ローカル飯は35baht(約100円)程度から。
入口の焼き鳥屋台は1本5bahtと安く、軽く食べ歩きするにはちょうど良い。
パタヤタイ側に個人的に行きつけのチキンロースト屋さんがある
鶏肉をローストしたものが50bahtで売っている。かなりのボリューム。
味付けは比較的淡白だけど、この量のタンパク質を200円ほどで摂れるのは嬉しい限り。
ここは、以前からお気に入りでよく利用する。
言えばタレももらえるけど、部屋に持ち帰って軽く塩コショウをしてつまみにしてます。
まとめ
セカンドロード沿いにある「パタヤナイトマーケット」は完全に観光客向けの商品ラインナップ。
相対してブッカオマーケットは完全にローカル向け。
人によっては全く食指が動かない方もいると思います。日本のド田舎の商店街の洋品店よりも微妙なラインナップです。
しかしながら、規模がとても大きいので一張羅とは行かないのは当然だけど、部屋着やトレーニングに使う程度の服ならとても格安で手に入れることができます。
更に言えば南国のパタヤで身に着ける服など、Tシャツと短パンとサンダルがフォーマル?なんだから特にファッションに造詣がなければこれでも十分といえる。
屋台群が思いのほか充実していて、朝から旨そうな良い香りを醸し出しているので、それ目的で訪れるのもありかと思います。
毎週火曜日と金曜日の朝8時頃から
お近くに宿泊なら是非足を運んでみてはいかがでしょうか?