人生で初めての修学旅行を除いて「お土産」を買った記憶がない
旅先のお土産ってもらう人が喜んでくれるってより「こんなところ行ってきたぜ」って当てつけがましい気がするから。昭和の時代なら「ハワイのお土産」ってのがある種マウントにもなっていたと思う。
インターネットがない時代ならそこでしか手に入れることのできない代物も数多あったろうに、今の時代ネットで買えないものなど早々ないというのも一因。
それでも心から純粋に誰かのためを思ってお土産を選ぶ方もいるだろう。パタヤでお土産って言ったらどこだろうな?と考えてぶらぶら散策してみたらお土産屋さん=コピー商品屋だったので紹介します(もちろんちゃんとしたお土産も売ってます)
パタヤナイトバザール
セントラルパタヤの斜め前辺りです。グーグルでは「衣料品とギフトアイテムが揃った大型マーケット」ってなってます。
大型マーケットというだけあって屋内は広い。
衣料品の半分以上はコピー商品です。それ以外はいかにもタイって感じのお土産にふさわしい衣類(シンハービールロゴタンクトップとかタイシルクのスカーフとか)が並ぶ。
冬物もラインナップされている。ノースフェイスは東南アジアどこの市場へ行っても並んでる。もっともブランディングに成功したアウトドアメーカーの一つだろう(コピーだけど)
あとは定番のバック類とかスニーカー類が多いです
昔、SEX AND THE CITYなんかでウオークインクローゼットに靴を並べるキャリア女性を見て靴やバックをそんなにたくさん持って何が面白いんだろうかって思ったけどエアジョーダンこんな感じで部屋に並べてみたいって願望はバチモンなら可能かと
もちろんバラマキ用の定番お土産なんかも揃ってます
ナイトバザールっていうだけあって夕方から賑やかになる。衣類の質は決して良いわけじゃない。昔はちゃんとロゴが刺繍だったりしたけど今のはほとんどアイロンで貼り付けるシール。値段も安くない。強いて言えばパンツとかまとめ買いするとかならありかと思います。
Mike shopping mall
こちらも同じく垢抜けないこじんまりとしたそれ系モール。パタヤナイトバザールから徒歩圏内。長らくパタヤに通っているが初めて入りました
一応写真も撮ってきたけど、ラインナップはナイトバザールとほぼ同じ。仕入先が全部一緒なのかな?
特に代わり映えしない陳列に興味もわかず見るだけで素通りしようと思っていた矢先。
これぞバチモンの王道を発見して思わず足を止めた
瞬間、脳がバグりそうになる偽物の王道。しっかりとオチもつけてくれるところで救われた気がした。
まとめ
コピー商品って昔、韓国旅行でツアーに組み込まれていたり上野の路上で外国人が偽ロレックスなんかを売りさばいてた記憶があるけど最近はあんまり聞かなくなった。モラルの変化も去ることながらブランドの求心力もヴィトンやロレックス、フェラーリーなんかからアップルやテスラに移行して消費者の興味なんかも変わってきてるのかな?
若い頃、実力経験不足の自分を少しでも大きく見せようとブランド物を身に着けたいという時代もあったし、当時大阪の鶴橋(韓国系偽ブランドのメッカ)に買い物にでかけたりしたこともある。
今はユニクロのエアリズムコットンシャツから薄っすら透ける大胸筋上部のシルエットが最高のブランドだと思ってるw
所詮コピー商品なんだから「disada」くらいのほうがネタとして面白んだけど、全体的に流行の最先端を追うわけでもなく中途半端な感じが否めませんでした。それでも好きな人は好きだと思う。自分もパンツと靴下はよく買います。
上手な使い分けと、価格交渉。そして自己責任でのご利用ができるなら面白いモールだと思います。多分近隣で一番安いのはブッカオマーケットかとご参考にどうぞ