マカオの官也街に滞在している。比較的外食費が高いこのエリアにおいて格安でおすすめできるお店を発見したのでご紹介します。特に朝食利用がおすすめのお店です。
新風帆飯店 Est. De Comida San Fong Fan
なんとこの広東料理のローカル店朝の4時からOPENという朝食特化型店だ。お目当てはお粥。朝粥とえいば中華朝食の花形。早寝早起きおじさんたちに同化して朝6時に訪問。粥は日本人でも読めるのでメニューからお好みで選べるし事前にグーグルマップでメニューを翻訳していけば完璧です。
左下の欄が全部お粥です。「皮蚕痩肉粥」ってのを注文。香港でもおなじみの飲茶が出てきてモーニングティーとしていただきながらしばし待ちます。
5分ほどしてお目当てのお粥がやってくる。
最初一口目を口に運ぶと薄味で物足りないと感じるかもしない。しかし、2口3口と進めていくと出汁の効いた旨味と生姜などの薬味の香りが口に広がりとても美味しく感じられる。中には豚のモツやピータン、キクラゲなどがたっぷりと沈んでいる。卓上にある醤油みたいなタレをかければしっかりとした味付けにすることも可能。
どうして横浜の中華街とかもそうだけど本場で食べるお粥はこんなに美味しいだろう。飲んだ翌日の荒れた胃袋にも優しく染み渡る。
お粥以外にも地元客はお茶飲みながら点心をつまんで(これも安い)新聞を読んだりニュースを見たりしてゆっくりとした時間が流れていました。
ローカルな雰囲気と激ウマのお粥。お粥35香港ドル~おすすめです。
興記咖啡室 Heng Kei Cafe
上記が本場のローカル店なら、こちらはローカル喫茶店。こちらも朝食から賑わっている。地元の人は半分がスパゲティ、半分がハンバーガーを頼んでいた。喫茶店のモーニングですね。
メニューも写真つきでわかりやすい。周りを見るとハンバーガーは美味しそうだったけどパスタは柔らかそうなパスタにケチャップで味付けした上に卵やソーセージをトッピングしたみたいな、見た目的にイマイチだったので単純に豚肉飯を注文「猪八飯」。
肉厚の豚肉に甘辛ダレが絡む。卓上の辛味調味料を載せていただく。飯が進んでしょうがない。しかもボリュームが凄い。中華系特有なのか半分くらい残してる人も多かった。(中国人って並んで入った人気店でも半分くらい残す人多いよね。満腹になりましたってサインらしいけど)
日本人なので完食しました。朝から腹いっぱいで40香港ドル。この界隈では格安料金
おやつにおつまみにマカオ名物カレーおでん「牛雜」
これはマカオの屋台名物。どこの店がいいとかはありません。行列店は少し高いので安めのローカル店で頼んでも似たような味。スパイスでじっくり煮込んだ牛の各部位をハサミで切って、最後に辛口のカレーをかけていただくおでんスタイル。具を選んでチョイスもできるし盛り合わせ的にサイズだけ指定も可能。トッピングもできる。相場的には一人で中サイズでお腹いっぱい50~65香港ドル。柔らかくて香辛料で煮込んでいるので臭みもなし、酒のつまみにお気に入りのローカル飯です。
まとめ
マカオ滞在中は半日ほど観光をした以外はずっとカジノホテルで遊んでいて夕飯はカジノホテルのフードコートで済ますことが多かったので朝食でおすすめのお店の紹介となりました。
今の時期は日が昇ると暑くて大変なので早朝涼しい時間に格安ローカル飯で腹ごしらえが正解可と思います。是非どうぞ