イスタンブールに来たからには、人生で死ぬまでに一度は体験してみたかった「トルコ風呂」
昭和世代はトルコ風呂と言えば、例のアレ。
正式にトルコ政府からクレームが来たソープランドの大昔の呼び名
本場トルコ風呂は伝統的な公衆浴場で大人のピンクな享楽ではない
ハマムは、「トルコ風呂」を表すアラビア語から来た言葉です。 トルコの伝統的な公衆浴場ですが、体を洗うだけではありません。 スパのようなものに近く、共有のスチームルームでリラックスしたり、ディープクレンジングトリートメントで肌をきれいにしたりなど、癒し効果や美容効果も得られます。
イスタンブール地域最安値と言われているローカルハマムへ行ってきました
場所はイスタンブールの対岸アジア側
ガラタ橋ふもとのフェリーターミナルから船に乗って向かう

心地よい6月の海風を浴び、歴史深い景色を眺めながら船は進む
Eminönü発〜Kadıköy行きのフェリー
とても気持ちが良い。これだけでもずっと乗ってられる

20分くらいの航路でアジア側に到着

取り敢えず、腹ごしらえと船着き場近くのトルコレストランでキョフテ(トルコハンバーグ)を注文して腹を満たす

目的のハマムへは船着き場からは徒歩で5分ほどで到着
外観はピンクの歴史を感じさせる建物となっていて、向かって左側が女性用、右側が男性用の入口

中に入ると問答無用で靴を脱ぎ、着替えを促される
愛想は悪くないが威圧感のあるおじさんスタッフが数人出迎えてくれる

一応料金表があり、サウナのみやエクストラマッサージなどが表記されているが、観光客は強制的に600トルコリラ(約2200円)のコースを選ばされる雰囲気だが
そのつもりで来たので問題ない

ちなみに持ち物に予備の下着や水着って書いてあるブログサイトもあるけど手ぶらで大丈夫です(着替えは各々の判断で)
鍵の着いた個室で渡された布切れを腰に巻いて出ると「サウナに行け」と顎で指示される

公衆浴場なのでスマホは持ち込まなかったが、奥の部屋に日本と同じスノコ仕様のサウナがあり、その手前のスペースは水桶で水浴びができるスペースと岩盤浴のような台がある。
15分ほどサウナで汗を流すと、屈強なトルコおじが裸でやってきてアカスリと洗体のはじまり
ここだけ許可もらって撮影

アカスリは比較的優しい力加減、その後のマッサージからの施術は
ざっくりとした感想になっちゃうけど
雑・痛い・怖い、そして痛い
今まで受けたどのマッサージよりも筋肉とスジをシゴキ揉みしだかれて、声を出さずには耐えられないベリーハードタッチでした
揉むっていうより、肉を潰すってイメージ(もともと強いマッサージが苦手ってのもある、タイでも毎回オイルマッサージ)
15分ほどのそれが終わると「これで終わりだ・・帰れ」って具合。新しい腰巻きとタオルをくれるので身体を拭いておしまい
一生に一度の体験としては大満足です。絶対に忘れられない拷問体験でした
帰りは来た航路を逆走するだけ

フェリーを降りてバスを乗り継いで宿へ戻りました(バスもイスタンブールカードをピッとするだけ、簡単)

新旧市街だと1万円近くするハマムSPAだけど、アジア側のこの店は約2000円
SPAというよりもアトラクションってイメージが近かったです
一度は体験するべき本場トルコ風呂でした
リピートは無しです。ご参考に