新しい街に荷を下ろしたら、まずやることはローカル食堂調査と安酒店を探すこと。残念ながらここトルコはイスラム教が強くてお酒は禁止ではないんだけど、割高(ビールの値段は日本と変わらないけど)バリ島なんかもそうだけど輸入酒とアルコール度数の強い酒が特に高い。
トルコの地酒でラクー(現地ではラキ)の値段調査では小さめのボトルで700ラリ(約2500円)と手が出ないわけじゃないけど毎日飲むのは厳しい値段。ワインはまだ未調査
※後日イスタンブールをもじった「Istan blue イスタン・ブルー」って安ウオッカ見つけました。ボトルで1300円位)
長期滞在するわけじゃないので当分は晩酌をビールで我慢するとして、世界三大料理とも謳われるトルコ料理の大衆食堂を巡ってみた
まずは宿の近くの2件から。なぜ宿の近くかと言うと現地で聞いた話では有名観光地に近づくほど、そして坂を上がるほど物価が上がるらしい。今回の宿は標高の低い物価の安いエリアにあり、イスタンブールの中では格安の大衆食堂ロカンタがあるらしい
ロカンタ「PRATiK」
チェーン店っぽい外観で入りやすい。セルフサービスって書いてある

おかずが綺麗に陳列されている。盛り付けのお兄さんはとても愛想が良く気持ちよい接客
聞けば色々と料理の説明を英語で教えてくれます

一応値段も店内に書いてあるけど、全部じゃないので気になる方は都度聞いたほうが良いと思います

おすすめされて最初に選んだのはもち米とひき肉をキャベツで巻いたトルコ風ロールキャベツとサラダ

トレーに乗せてレジで先払いする丸亀製麺システム。カード払いも可能です。ドレッシングなどもセルフで使用可能。テーブルにはナプキンや塩などが備え付け。
学食みたいだけど色とりどりの料理を選ぶのが楽しい。東南アジアのぶっかけ飯みたいです
上記で150トルコリラ(約550円)激安ではないけど許容範囲。
※Googleマップの屋号はロシア語?になってます
ロカンタ「YEMEK SARAYI」
最初に紹介したお店から歩いてすぐ、同じ通りにあります

半地下の店内にディスプレイ。料理が外からでも見渡せるのでじっくり考えてから入店できる

ここは店外にメニュー表と料金が表記されているので安心

この日は歩き疲れて、考えるのが面倒くさかったので予め盛り付けられているビリヤニみたいなのをチョイス。ピラフの原型になったトルコの焼き飯と焼鳥。まずい訳がない
ビールに合いそうなラインナップ。次回は持ち帰りにしてビール飲も

これも150トルコリラ(約550円)見栄えは悪いけど味、ボリューム文句無しでした。
複数人なら色々頼んでシェアできるんだけど一人だとこれくらいが量的に限界
ロカンタ「Balkan Restaurant」
こちらはアヤソフィアやバザールに近い中心部にある人気店
朝散歩のついでに朝食で利用しました

早い時間なので仕込みの最中。色とりどりの惣菜が並んでいく

しかし、トルコのローカル朝食は「スープとパン」が定番
数種類のどんなアジアのかさっぱりわからないスープからカレーっぽいのをチョイス
それにパンを添える

朝食は地元民はみんなスープとパンのセット。スープにトッピングするスパイスやパセリなんかもセルフスタイル

パンとスープだけじゃさみしいなと思うなかれ。このスープが何を頼んでも全部美味い(他のロカンタも試したけど、ここのスープが一番美味しかった)
写真のスープは人参とじゃがいものポタージュスープ。しっかり熱々でパンに浸けて激旨でした
料金は57トルコリラ(約200円)この値段と味なら毎日でも食べたいくらい
まとめ
世界的に有名なトルコ料理なので、まだまだ知らない料理が沢山あるんだろうけどケバブとかキョフテの肉類、サバとかムール貝の料理を一通り食べたら後は多分高級料理。
しかし、あらゆる種類のおかずが選べるロカンタは栄養の面でもお財布にも最高の大衆食堂かと思います。こういうの日本にもあったら良いのに(昔オリジン弁当がそれっぽいのやってたけど普通におかず選ぶと割高だった記憶)
節約派の方だけじゃなくてもおすすめできます。特に軽い朝飯はスープ、パン、それにサラダで完璧かと。ご参考に