台湾の高雄空港からバスで懇丁へ
沈没先に選んだのは南湾(ナンワン)エリアのこの宿だ。
このエリアは夜市などがある懇丁中心街からは4kmほど外れている。
目の前のビーチはマリンスポーツやサーフィンなどが楽しめるが、その他は何もないエリア。
しかしながら、まさにインスタ映えと呼ぶに相応しい日替わりの朝食のすばらしさと、ビーチが一望でき、心地よい潮風がそよぐテラスのハンモックの居心地の良さで長居をしてしまったおすすめの宿をご紹介します。
「ザ・ファースト・ナンワン The Fast Nanwan」
現地の表記では 「The First 南湾青年旅館」
青年旅館ってユースホステル的な意味なのかな?
もちろん中年が泊っても大丈夫。
場所
海沿いのホステル(カプセル・個室有)
すぐ隣はセブンイレブン。便利。
周辺には数件の飲食店があるものの、THE田舎町って感じ。観光や食べ歩きには不向きな立地。
中心部まではバスで一駅(片道31元 約100円位)なので、なんとでもなりますけど。
レセプションと部屋、水回り
新型コロナウイルス騒動の真っただ中、チェックイン時には非接触の体温計で体温をチェックされた。
施設内もマメにアルコール消毒してました。(中国からの飛行機は運休中でしたが、徹底してました)
予約したのはカプセルタイプ。一部屋ごとに扉が付いていて、一応個室。テレビも付いてます。
マットレスがフカフカで良かった。空調も問題なしです。
まだ新しいのかな?シャワーやトイレも清潔。水圧は強すぎる位。お湯もしっかりと出ます。
嬉しいのはバスタオルとフェイスタオルが無料。毎日もらえます(自己申告制)
「最高のオーシャンビューテラス」と「すばらしい日替わり朝食」
4階と5階屋上階が共有スペース。
ソファーが並び冷蔵庫や無料のコーヒー、ウォーターサーバー(熱湯付き)などが設置されてます。
何一つ不自由ありません。Wi-Fiも各階しっかりと繋がります。
テラスからは海が一望
食事などもこのスペースで。
時折、猫ちゃんが覗きに来ます。
この宿が気に入って周りに何もないのに長居した理由が二つあります。
まずはこれ。
テラスからの眺めと最高のハンモック
このハンモックで一日中、本読んだり音楽を聴いたりして過ごす時間が最高でした。
汚いオッサンの足で絵面があれですが・・・
5階には、一面ビーチを見渡せるブランコなんかも。
インスタ狙いですね。流石に中年一人では利用しませんでしたが・・
そして、2つ目がコレ。
充実の日替わり朝食が毎日楽しみ過ぎる
まずはご覧いただこう
オムレツとハッシュドポテト
ジャガイモとツナマヨのピザ
鶏むね肉かな?
豚肉のBBQ的な・・
ある日の事。寒気の影響で朝から肌寒かった。
…日式豚骨ラーメンが出てきた。
朝食で?とか、ジュースと?とか関係ない。
嬉しすぎる。
もう、写真だけで言葉はいらないと思います。
一人旅で不足気味のビタミン類補充(ドリンクに蓋が付いてるのは保冷と果肉をシェイクできるように)と、
人間にだけ許された食事を目で楽しむという忘れかけていた文化を思い出しました。
もちろん味も最高でした。
高級ホテルのビュッフェを除いて、大衆宿では間違いなく海外NO,1の朝食です。
予約はこちら
この時期で2300円前後(朝食付き)。
隣がセブンイレブンだし、朝食無しだともっと安く(1600円位?)泊まれますが、ここは是非朝食付をお勧めします。
まとめ
懇丁旅行を検索して、ここに辿り着いた方すべてにお勧めできる立地ではありませんが(特に食べ歩き観光目的なら)、最高の安宿でのんびりと沈没したい方には、自信をもってお勧めできます。
目の前のビーチでのサーフィンも上級者がわざわざ来るような波ではなかったですが、海岸の右端では連日スクールなどが開催されていたので、初心者の方やエンジョイ勢なら十分楽しめると思います。(徒歩圏内にサーフショップあり)
2月なのに最高気温が28度。しかし朝晩は24度程。
旨い朝食を取った後、海を眼下にテラスで心地よい潮風に吹かれてお昼寝。
最高です。是非どうぞ。