一日の大半を部屋とビーチと買い出しで消費しているこの1週間。
まったく不満はない。部屋は完璧で景色も抜群。ビーチまでは徒歩3分。
吹き抜けるそよ風は心地よいの一言。
まさに、沈没生活において理想的な環境といえる。
まぁそれでも折角だから少しだけお出かけをしてみる。
普段は自炊。お酒も入れて一日1000円以下の食生活。(東南アジアだと500円以下だけど)
それでもたまにってことで少し予算多めの周辺レポートを3軒ほどご紹介します。
①ヤギ料理店 南山
ここは北谷とは離れていて車で10分位。友人にリクエストして連れて行ってもらった。
以前から沖縄に来ると「ヤギ汁」なるものに興味があった。しかし料金が高い。
イメージ的には豚汁定食的なものに2000円とか払う気がしなかった。
しかし沖縄の友人がご馳走してくれるという。
断る理由がない。
喜んでいただきましょう。
店内は昔ながらのローカル定食屋さんって感じ
良くも悪くも、ざっくばらんで気さくな接客のお母さんがオーダーを聞いてくれる。
メニューはこんな感じ。もちろん専門店なのでお勧めは山羊シリーズ。
山羊汁(中)脂多めを注文。1500円也。
脂の量が選べるんだけど山羊の脂のイメージが湧かないので豚骨ラーメンノリで多めを所望する。
2分ほどで出てきた。
見た目のインパクトというより、口を付ける前にガツンと鼻を通る「獣臭」
駄目な人は、絶対無理だと思う。
自分は好きなタイプです。
豚骨ラーメンブームが数十年前に来る前は、豚骨といえば店の前から漂う豚骨だかドブだか分からない臭さが癖になるラーメンだった。それに近い。
今は都心にそんな店は殆どないけど。
百聞は一見です。臭めのジンギスカンやジビエが平気な人は是非チャレンジしてください。
山羊の癖も凄いけど臭みけしのヨモギもこれまた・・パクチーがいける人なら問題なし。
クセvsクセのコラボです。
添えてあるおろし生姜を全投入しても気休め程度にしかならないフレーバー。
言葉で表現するのには自分の語彙力では難しい。
あっという間に完食しました。人を選ぶ味ですが美味しかったです。
食べ終わった後しばらく「口の中が山羊」でした。
②沖縄唯一!ガーリック ケイジャン・シュリンプのフードトラックKAIHARU
こちらも、友人の紹介で訪れたフードトラック。
ケイジャンガーリックシュリンプを提供するお店。
韓国のケジャンとは違ってアメリカの料理らしい。詳しくは分かりません。
ケイジャン料理とは、基本的に地元で手に入る食材を生かした、素朴でシンプルな庶民の料理である。タマネギ、セロリ、ピーマン(合わせて「聖なる三位一体」と呼ばれる)を炒めたものを料理のベースとすることが多く、これはフランス料理のミルポワ (Mirepoix)と関係がある。Wikipediaより
それもそのはず客層の多くは基地関係で働くアメリカ人。
販売場所も日によって違うみたい。今回は宿から徒歩圏内のサンセットビーチだったのでお邪魔した。
ノリの良い洋楽のBGMを聞きながらビーチでビールと共につまむガーリックシュリンプ。
旨くない訳がない。
一食900円ってのはアメリカ人価格なのか観光地価格なのか個人的には少し手が出し難い値段だけど、価値はあると思います。
出店場所など詳しくはリンクからどうぞ。
ガーリック ケイジャン・シュリンプのフードトラックKAIHARU
③雰囲気抜群!老舗BAR「サミーズバーキーウイ」
ここは弟夫妻が大阪から足しげく通うバー。
徒歩圏内に滞在していたので是非という事で来店。
兎に角雰囲気が最高のバー。
今気づいたんだけど、グーグルの口コミ評価がなんと4.9
これ5点満点ですよね。
・・まあ納得の点数です。
トイレには、桑田佳祐や所ジョージなどが来店するみたいな写真もありました。
ここもアメリカ人のお客さんで連日にぎわいます。
※米軍のコロナ対策ルールで店内飲食禁止だそうで、アメリカ人客は皆外のテラスで飲んでました。
値段を見ないで数杯頂いたけど、ざっくり一杯1000円位の予算があれば十分かと。
「たまに行くならこんなBAR」ってのが言いえて妙だとおもいます。
2代目のマスターのお酒の知識が凄すぎて話を聞くだけでも面白い。
もちろん接客・ホスピタリティーも完璧です。
まとめ
「山羊汁南山」は沖縄らしいローカル感を味わえる良店。常連さんはヤギ料理専門店なのにカキフライ定食を食べていたのがほっこりしました。
KAIHARUはハワイのガーリックシュリンプトラックを思わせる雰囲気。
そういえばそろそろハワイ旅行も解禁になるとか・・待ち遠しい。
サミーズバーは高級ホテルのラウンジBARを除けば、ほぼバーの完成形かと思えるクオリティー。
納得の口コミ評価4.9です。
三者三様に魅力的なお店のご紹介でした。
でも個人的一番はビーチでゴロゴロしながら飲むビールorストロングかな?
安いしね。
身も蓋もない締めでした。おわり。