もう赤身肉のステーキが日本で流行ってどれくらい経つだろう。近年だとライザップやいきなりステーキがキッカケだったけど、昭和の時代から牛ステーキを食べる文化は普通にあった。昔で言うビフテキ。お店の数は焼肉のほうが圧倒的だけど。
かくいう自分も世界各地でステーキを自炊で焼いている
日本では国産はもちろん、オージービーフやアメリカ産ブラックアンガスが比較的安価で手に入り、美味しく食べることができる。しかし、東南アジアは勿論、ここジョージアでもあまりステーキ肉ってのが一般的じゃないらしい(売ってるけどね)
ネットで調べるとジョージアの牛肉は硬いから煮込んでから焼いてステーキ風にするとかしないとか・・それは邪道すぎる
試してみます。ワイン発祥の国だしトライしない理由もない
市場の量り売りじゃなくてバトゥミのカルフールで購入した牛肉。BEEFSTEAKって書いてあるので間違いない。部位はサーロインかな
100gに換算すると190円位。日本と同じか少し安い

とは言えもしかしたらカルフールなのでフランス産とかオーストラリア産の可能性もあるので、ラベルを翻訳したが、産地記載を見つけることが出来なかった。
パッケージ記載のQRコードを読み取ってみたが、出てきたのは「美味しい食べ方」のレクチャー画像

なので、これがジョージア産なのか真意はわからないまま、その体で調理していく
これまでも国内に限らず安ステーキを美味しく食べる方法を色んな国で追求してきた
常温に戻したお肉に切り込みを入れて、フォークでブスブス刺したり叩いたりして繊維や筋を柔らかく下処理する
後は両面に焼き目をつけて、低温で数分寝かすだけ。一番肝心なのはこの火入れ具合。低温コントロールがミソ
アルミホイルとかあればよかったけど、これのためだけに買うのもなんだし、次からは日本から持ってくることにしよう!って思って毎回忘れる

なんとなくそれなりに焼き上がったステーキを実食してみる

うん!事前情報通りだ

硬い・・
ちょうどその日シューズのゴム底が剥がれて修理したんだけど、なんかそれ食ってるみたい
長らく旅をしていると、靴やバックパックが壊れることもある。昔は現地で修理店に出したり買い替えたりしてたけど、今は何でも自分で直す。裁縫道具も持ち歩いてる pic.twitter.com/9KSHItHUXR
— ビーチライフ🌴世界のビーチで沈没生活 (@beach_life40s) May 4, 2025
素直にブロックで買ってトマト煮込みとかにすれば良かった
しかし折角なので、握力の筋トレと顎の運動よろしく小さく切って食べ進める。すると気のせいか少しずつ食べやすく感じてきた。
もしかしたら、寝かせ時間が足りなくて、食べ進めるうちに予熱でいい感じに熱が入ったのかも。知らんけど
260g結局完食しました。
・・・とはいえ、リピートするかと聞かれたら微妙なところ。
ジョージアはワインやチーズが美味しくて安いんだからマリアージュ的にステーキ肉にも力を入れて欲しいと考えていたら、アルゼンチンがワインが安くて牛肉が凄く旨いらしいとyoutube情報を発見
おっ‼️次は南米行くか?って色々調べた後に熟考して出した結論
・・なら、日本で良くね??
身も蓋もない話でした。おわり