節約沈没生活において自炊は欠かせない。東南アジアは屋台飯が150円程で食べられるので、然程節約にはならないけど、屋台飯ではどうしても炭水化物が中心になりタンパク質が不足しがち。
日本では、高額だけど和牛が旨いのは当然として円安の今でも比較的安価でアメリカ産やオージービーフがスーパーで手に入る
しかし、東南アジアではそうは行かない。家畜用肉牛はいわゆる「水牛」系の牛が殆どで、焼いて食べるには不向き。ベトナムの「BO」のように長時間煮込んでやっと柔らかく食べる事ができる。
なので、ローカル市場に行っても豚肉と鶏肉だらけで、牛肉の扱いは少ない。
そんな中、パタヤでよく利用する欧米人向けスーパーで頻繁にステーキ肉を買って食べている。今まで産地とか種別など気にしないで利用していたけど、ちゃんと調べてみた。
350gで123バーツ(約510円)まあ安いです。(以前は100バーツ切ってたけど値上げ)パタヤでもステーキレストランででちゃんとしたものだと2000円以上する
ブラーマンビーフと記載してある
ブラーマン種(ブラーマンしゅ、英語: Brahman)は、コブウシとタウリン牛の交雑種の家畜用肉牛である。主にグゼラ種(英語版)、ジール種(英語版)、ネローレ種(英語版)などのインド由来の種々の畜牛を交配させて誕生した種である[2]:137[3]:193。 ブラーマン牛は高温地帯での順応性や病気への抵抗力が高く[4]、15齢以上で出産することもあるほど寿命が長い[5]。ブラーマンは多くの国へと輸出されている。また、コブウシとタウリン牛の交雑の比率を変えて様々な品種が作られている[2]:137[6][3]。
Wikipediaより引用
見たことも聞いたこともない牛だ。暑さに強いらしい。
結論から言うと、別に美味しい肉ではないです。日本のスーパーで買うブラックアンガスとかのほうが断然柔らかくて旨いです。なので無理に食べる必要は無い。それでも無類のステーキ好きとしては、攻略したい。
ってことで調理していきます
パタヤで牛肉ステーキを焼く
まずはフライパンにステーキの端を切り落とした牛脂とオリーブオイルを挽いて、潰したニンニクを弱火で熱して香りを油に移します
フライパンを温めている間に常温に戻した肉に格子状に切り込みを入れて、塩コショウをまぶします。トップバリューで買った格安スパイスソルトを使います
所詮ただ焼くだけなので、気軽にトレーニングやプール上がりにビールでも飲みながら調理していきます。冷えたビールを飲みながら肉焼いてるとき・・至福です
フライパンが十分熱せられたら、肉投入
片面ずつ1分ほど焼目を付けたら、蓋をして火を切ります。
予熱で5分ほど低温調理。火が入りすぎる場合はコンロから下ろしても良い(本当はアルミホイルで包んだりするといいんだけど、用意してないので蒸らし戦法)
その間にライム切ります(コークハイ用)付け合せの野菜とかもちぎって洗っておく
熱が入ったら終了。更に盛り付けて酒と一緒に頂くだけです。
ソースは前日に屋台で買ったものに着いてきたやつを流用。
後は、気絶するまで切る、食う、飲む
まとめ
この種の肉は中途半端に火が入りすぎると、固くてビーチサンダル食べてるみたいに固くなるので、切り目を入れたりフォークでブスブス差したりした肉をさっとレア焼きで食べることをおすすめします。
ここまで書いといて身も蓋もないけど、本当のおすすめは「無理して食わなくて良い」それでも美味しく食べたいなら「圧力鍋調理」が良いと思います。
最終手段はに表面だけ焼いて、コンロから下ろしてカツオのタタキみたいな、ほとんど生で食えるならニンニクと合わせて美味になりますが、人選びます・・
何が何でも安く自炊でステーキを食べたい方向けのレポートでした。そんな人がいるならご参考にしてください。
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