週末にかけて友人がパタヤに遊びに来てくれた。
ここ数週間、一人で淋しく引きこもり生活をしていたので、2日間びっちりと夜遊びならぬ、昼から遊びを満喫した。
節約生活は相変わらずなのだが、この友人はバンコクで会社を経営しており後輩だけどお金持ち。
その若き経営者から「パーッとやりますか?」とのご提案。
先輩としてのプライドはこの際、引き出しの奥深くに突っ込んでおくことにして、ご相伴にあづかることと相成りました。
※写真はすべて別日に撮影したものです。
昼から遊ぶと言えば「ソイ6」
まず、ホテルにチェックイン後少し微睡んでから、昼の2時位に出発。向かうは、ソイ6。言わずと知れた置屋街である。
置屋がメインなのだが、もちろん昼から飲んだくれて遊ぶことも可能。こんな早い時間から、通りにずらりと並ぶ女性たち。
歓楽街を世界中探しても、この時間からこれだけの女性出勤率を誇るエリアはなかなか見当たらないのではないかな。
日本は連休ということもあり、日本人観光客も多くみられた。
ここで、とりあえずビールで乾杯。適当に営業に来た女性にもご馳走しつつ、今後の計画を練る。
適度に酔いが回ってきたところで、移動。
次なる目的は「ジェントルマンクラブ」巡り
ジェントルマンクラブとは、室内でお酒から最後まで何でもありのガールズバーのようなところ。薄暗くて顔が良く見えないので容姿や年齢に誤魔化しがきく分、安い。とは言っても、結局置屋なんだけど。
まずはソイブッカオから「エキサイトクラブ」へ。軽く見まわして即移動。
サードロードからソイ25にある「THE・DEN」に入る。ここは妖艶な赤い照明でソファーがずらり。高級感あふれる、さながら高級娼婦館のような感じ。昼下がりから結構なファラン達が屯っていた。
そこから、徒歩でソイボンコットから(どこでも徒歩で行っちゃいます)ジェントルマンクラブが4、5件並ぶ通りへ。
「クラブ4」「007」「Jclub」などを端から順番に見て回る。まだオープンしてない店舗が一件だけあったが夕方前でも絶賛営業中。
そこで、最終的に「007」へ入り、奥のソファーで飲めや踊れや(踊っては無いけど)の大宴会。
目の前のカーテンから透けて見える、日本人のおじさんの裸踊りを肴にしながら、次々と運ばれてくる酒を飲んだり振舞ったり。
自分の予算ではこんな飲み方は到底できないが、今回ばかりは強力な自称「ATM」と名乗る味方がいるので安心。
その後、食事に行く途中のソンテウ内で見知らぬ日本人の男の子と意気投合。ソイヤマトを見学して、クラフトビールが美味しいのファラン飯屋へウオッカを持ち込んで飲む。
その彼は、昼間「キンナリープレイス」へ行ってきたとのこと。ジェントルマン仲間。
すぐに仲良くなります。
そう、僕たち日本人はジェントルマンなのだから。
初日の最後はバービアで
マッサージパーラー「MP」のHONEYなどのひな壇を除いてからフラフラとバービアへ。
すでにかなり酔っ払いの千鳥足で、もう半分意識が飛んでるのでどこだったか覚えてない。
お客が誰もいないバービアだったので、客は僕ら2人とスタッフは女の子、おばさん、中身女の子の男と子と総勢6~7人位。
何故か知らないけど、全員にお酒を振舞い4目並べてきなゲームやジェンガで遊ぶ。現金が尽きてその日は終了。
パタヤフルコースを堪能しました。
二日目のスタートは、やはり「ソイ6」
久しぶりの二日酔いで、昼までぐっすりと眠り、さてバンコクへ帰宅しようかとの矢先。
友人が一言「延泊して明日の早朝に帰りましょう」
寝起きからの宣戦布告。(誰に対してなのかは知らんけど)
当人は車で来ているので、飲んで帰るわけには行かない。早速安宿をagodaで予約。
サワディーサバイホテル 一泊ツインで1300円也。安すぎる。早朝出発で寝るだけだしこれで十分。
※上記写真クリックでagoda予約サイトへリンクします。
この日は生憎の午前中大雨で道路も洪水。身動き取れず。
うわさには聞いていたけど、すごいねタイのプチ洪水は。
それでも、昼過ぎから雨も小雨に。
小振りの中、向かう先はいざ出陣「ソイ6」へ。
友人に「ミスターソイ6」と名付けたい。だいぶお気に入りのご様子だ。この時間はここくらいしかってのもあるんだけどね。
またもや昼過ぎから飲み始める。その日は初っ端から「テキーラ祭り」。ショットで運ばれてくるテキーラを次々の飲み干す、日本人のおっさん二人とソイ6嬢達。昨今、押され気味の中国や韓国の観光客に負けていられないぞ、今こそ大和魂と言ったかどうかはしらんけど。(テキーラ飲みすぎで意味不明)
しかし、友人は英語とタイ語が堪能で、自分は中学レベルの英語力。結構、田舎から出稼ぎに来ているソイ6嬢は英語が出来ない子も多いので、一苦労。結局、語学と若さとルックスと経済力に勝る友人の独擅場となる。(すべてに勝るとも言う・・・)
そして気が付けば、友人は目の前から消えてしまった。
どうやら奥の小部屋でソイ6嬢の人生の悩み相談でも聞いてあげているようだ。30分だけ待っててと言われたのに、かれこれ1時間戻ってこない。
色々、悩みが尽きないんだろうなと一人ビールを嗜みながら感慨深く物思いにふけるソイ6の夕暮れ時でした。
締めはトムヤムラーメンと思いきや「バービア」
その後、迷える子羊のの小部屋から出てきたミスターソイ6は開口一番「お待たせ!ラーメン食いたい」と。
欲望のすべてを赤裸々に吐露するスタイル。うん、パタヤに相応しい適切な振舞だと感心。
それではと、お薦めのトムヤムラーメン屋へ向かう。
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ここのラーメンは本当に旨い。友人は替え玉を頼んでいた。タイでも出来るんだね替え玉。
そして、翌日が早いので、テキーラで上がったアルコール血中濃度をビールと海鮮トムヤムスープで下げて帰路に着こうとした矢先。
チラチラとこちらを見る一人のファランに声を掛けられる。「あなた日本人?」
どうやら、日本で働いていて片言の日本語が話せるらしき30代のファランにナンパされる。(当然男です)
何となく流れで途中のバービアで、盛り上がる。国際交流豊かなのもパタヤならでは。
最初声を掛けるのを躊躇ったのは理由があったそうで、
数年日本に住んでるけど、お前は全く日本人に見えない。日本人に見える確率は友人は100パーセント、お前は5パーセントだというアメリカ人。
褒められてるのか貶されてるのかよく分からない感じだが、適当に流して楽しく飲んで盛り上がる。(褒められては無いか・・)
そんなこんなで、最後はラーメンでもお茶漬けでもなく、アメリカ人が奢ってくれたウイスキーで締めて終了。
まぁ、飲んだ飲んだ。内臓も頑張ってくれました。
まとめ
友人との楽しいひと時も、それまでの一人旅生活があってこそ、より楽しく感じる。
偶然のジェントルマン仲間だったり、アメリカ人男性にナンパされたりとフルコースで堪能。
パタヤに沈没しているのに、飲み歩かないという勿体ない生活をしてきたが、これで少しは元がとれたかもしれません。
長らく滞在してきたタイともしばしのお別れ、今週からペナンへ向かう。その先は未定。
当分、飛行機はやめて船旅にしようかと。その後はベトナムを列車で縦断なんかも検討してます。
もし万が一、すぐにミスターソイ6と共にパタヤに戻ってきたら「Hey, welcome back!ジェントルマン」とお声を掛けてくださいますようお願い申し上げます。
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