イスラム圏にはありがちな「お酒が高い」「ビール以外売ってるところがない」ということは承知している。わかっていてマレーシアにやってきた。コタキナバルも同様。
しかし、常識や思い込みに囚われず安酒を足で見つけるのがアル中系ブロガーの使命だと思っている。
宿併設の酒屋には輸入ワインやウイスキーが並んではいたものの日本円で6000円/bottle〜と手が出る代物ではなかった。
ネットで調べた安酒を扱っている店もコロナの影響か違う店に変わっていた。
毎日の散歩の目的の大半を酒屋探しに費やした。「強く願えば想いは叶う」が座右の銘である
見つけました。グーグルマップにも乗ってない合法なの違法なのか未知のローカル酒屋。
もちろんビールを買いに来たわけじゃない。それはコンビニでも売っている。できればワインやウイスキー、ウォッカが欲しい。
遠目からお酒のボトルが並んでいる個人商店を見つけて、徐ろに入り棚を見渡すと、見たこともない銘柄の洋酒がズラリ。
ウイスキーやブランデー、ウオッカが並ぶ。聞く所によるとマレーシア産とのこと。マレーシアで洋酒作ってんの?本当か?
驚くのはその値段。ボトルで最安6RM(約180円)から。最安のお酒はペットボトルだったけど
稀にバリ島などで密造酒(アラック)を飲んだ若者が急性中毒で亡くなるといニュースが頭を過る。
モグリのバーで「あ〜メチルアルコールって飲めないのか?」と北斗の拳の作中のセリフが浮かんでくる。
しかし、ここで引き下がらないのが真のアル中だ。
まるでジャックダニエルを彷彿とさせるBlackJacksというウイスキーを手に取りお会計を済ます。
12.5RM(約380円)の挑戦が始まった。
宿には冷蔵庫も氷もない。あるのはウォーターサーバーのみ。
共有スペースに座り、チェイサーとストレートのウイスキーもどきを、つまみ無しで流し込む。
旨くはないが普通に飲める。
おそらく、免税のラブアン辺りから仕入れてきた蒸留酒に香料とかカラメルとかを混ぜたウイスキー風焼酎だと思う。
とはいえ、数日酒が飲めなかった(ビール以外)身体にアルコールが染み渡る。
3割程空けて、気持ちよく気絶しましたが、翌朝元気に起床して記事書いてます。
マレーシアに観光に来る日本人がわざわざリスクを冒して飲む物ではないとは思うけど、検索でここに辿り着いたalcoholic同胞貴兄のためにシェアします。
マップに乗ってなかったので以下の衣料品店の対面辺りにあるお店です。店名はSweet(ちなみにネットで探した近くのTENTENストアってのは違うお店に変わってました)
ご参考にどうぞ