もう最後に訪れたのは4年ほど前か。コロナ前2019年以来の訪問となる。楽園ボラカイ島から急転直下、マニラ屈指のアングラ歓楽街へ移動した。
初めて使うロイヤルエアという運用機材5機の航空会社でカティクラン空港からマニラへ向かう。遅延の多い路線だけど時間通りに到着。マニラ空港のターミナル2着だったのでグラブタクシーを使ってマラテ地区の宿にチェックイン。今回も窓なしの安宿。
荷ほどきをして、とりあえず腹ごしらえと久しぶりの町並みを散策にでかけた。
マニラって人々は陽気で親切なんだけど、なんとなく殺伐としたピリつく空気感を久しぶりに味わう。(なんだろう?言葉では難しいけどバンコクやホーチミンとは違った緊張感がある。特に夜間)
マラテ「ロビンソン」3階の格安フードコート利用価値大
向かったのはロビンソン・プレイス。以前滞在したときもフードコートなどでお世話になった。
施設内は以前より綺麗になって照明も明るい感じがする。2019年は3階の奥で怪しいコピー商品を呼び込みして売っていたけどSIMカードやスマホ関連の電気街に変わっていた。(呼び込みは相変わらずだったけど)
3階奥のフードコートも充実。100ペソ(約250円)位から食事ができる。屋台ならもっと安く食事ができるけど、特に日中はエアコンが効いた場所で食事がしたい。
それにしても歳のせいか、以前は平気だったフィリピン料理が徐々にキツくなってきた。フィリピンフードの知識がないせいもあるんだろうけど、ほとんどが肉、油、米という組み合わせ。ローカルサラダは「お酢ぶっかけ」と長期だと食傷気味になる(若い頃は毎日脂身の肉で飯食っても平気だったんだけど)見た目盛り付けも彩りもこんなだし。基本全部茶色。彩りという概念が希薄
とはいえ、便利な格安フードコート利用価値大です。安さは正義です
マニラ有名出会いカフェ「LA CAFE」に潜入
潜入っても普通に入店しただけなんだけど、コロナ禍後どうなっているのか興味があったので調べに行った。
場所などは過去記事参照
まだ明るいうちの訪問だったけど、ここは24時間営業。入った瞬間異世界転生。窓がないので何時なのかわからない。(今回写真は駄目よって言われたので過去記事で)
土曜日だったからか、座った瞬間10人ほどの自営業お姉さんに囲まれる。とりあえずマニラ着、一杯目のビールなので「少しゆっくり飲ませて」と丁重にお断り。しかし凄い圧だ。おそらくコロナで稼ぎ場を失った方々が集まっていると推測。年齢層は以前に比べて少し高めだが、こちらも等しく年を重ねているのであまり違和感はない。
一人片隅で座っていたお姉さんが、過去タレントビザで日本に居たことがあるとのことで(分かる人はこれで大体年齢も推測できる)流暢な日本語で現状を色々と教えてくれた。
連れ出しチップの相場は4000ペソ〜時間帯や人によって変動するけど以前よりは少し値上がりしてる見たい。ココら辺はタイなどと同様。人によるけど食事に付き合うだけならチップ1000ペソ位でOK
色々と身の上話などを聞いていると、今日食べるのと親の世話で必死で先のことは考えられないとのこと。希望を持つことを何時しか忘れてしまったと太宰ばりのネガティブトークを話してくれた。街でアイスを食べながらキャッキャと騒ぐ若い女子が羨ましいとも話してた。
初めて日本に働きに行ったときは東京から新幹線で仙台に行ってバスを乗り継いで青森の職場まで地図だけでたどり着いたら、雪国で山と田畑だけで随分思い描いた日本の印象と違ってびっくりしたって笑って話してくれた。今現在、唯一の夢は毎月の支払いに困らない生活がしたいって話してくれました
テンポの良い懐メロ洋楽が響く店内で少しセンチになるお話(同情を誘うテクニックだったらそれはそれで凄いけど)
とにかく店内は中国人と韓国人が多くて欧米人は少しだったのが以前と違う印象。聞いた話だと非合法な仕事で荒稼ぎしてる中国人が毎夜札束をばら撒いて遊んでいるらしい。バブル期の日本人が中国人に取って代わっている。面白かったのが、本当の話かわからないけど少し前に話題になったワンピースのキャラを模した特殊詐欺グループともお付き合いがあったらしい。毎月のお手当は15万円位でその他は何でも買ってくれたとかなんとか・・
とにかく興味深いお話を色々聞かせてもらってLD380ペソ(連れ出す場合のバーファインがドリンク一杯らしい)だけは申し訳ないので少しチップをおいて帰ってきました
まとめ
初日のLAカフェ探索でしたが、以前と変わらず店内は賑わってました。レッドホースが確か120ペソ位と雰囲気にしては格安のビールも楽しめます。しっぽり飲みたい人には不向きですが会話を楽しんで遊びたい人はKTV以外でもココで楽しめると思います。
また明日からはマビニ通りのKTVなどの様子も探索してみたいと思います