海外で長旅をしていると、必ず直面する洗濯問題。
基本は粉洗剤を持参してこまめに手洗いしてるんだけど、雨の多いこの季節にベランダのない部屋などに泊まると、どうしても生乾きの臭い(男臭さ、もしくは加齢臭)が気になってくる。なので、定期的にクリーニングに出すことになる。日本のように一枚いくらって所もあるけど、大抵はキロ単位。
現在滞在中のフィリピンは家庭にはまだまだ高価な洗濯機がない世帯が多く、街中にランドリーが点在している。(戦後の日本に銭湯が沢山あったのと似てますね)いつもは洗って、乾かして畳んでくれて、翌日仕上がりの店を使うんだけど、節約の為に移動日ギリギリまですべての衣服を使い切って、即日仕上げができるセルフコインランドリーへ向かった。
ロビンソンの買い物袋にすべての衣類を詰め込んでいざ出発
フィリピンのコインランドリーの使い方
まず、洗濯物を持参して受付で「ウオッシュ&ドライ」と告げる。このお店は8キロまで洗濯脱水60ペソ&乾燥60ペソと計120ペソ(約380円)粉洗剤を持参したけど粉は使えないとのこと。なので同時に液体洗剤と柔軟剤も購入。全部で28ペソ(約70円)と良心価格。日本だと無人だけど、こちらはスタッフが常駐。サポートしてくれるので外国人には有難い。
使い方説明の表示の最後に「後はリラックスしてマシンにまかせましょう」って書いてある。初めてで緊張してココに来た自分のための文言だ
お金を払って名前を告げる。洗濯機の番号を指定されて(台数が多いとこだど番号失念注意です)店員さんがカードでロックを外してくれるので洗濯物を入れて洗剤を投入。
洗濯スタート。柔軟剤の投入口など分からなければやってくれます。お急ぎモードとかもあるようだけど、(ここにはなかったけど)時間はあるのでウオッシュのNORMALボタン→STARTボタンで開始。
約20分から30分で洗濯完了。(ほとんどのコインランドリーで残り時間液晶表示されます)この間に朝ご飯食べに行きました。戻ってきて暫し待つと洗濯と脱水完了。
続けて上の乾燥機に洗濯物を自分で移して店員さんに声をかけてまたロックを外してもらう。DRYのNORMAL ボタンで乾燥開始。更に30分位待つ。30分で乾くってことは多分ガス乾燥機。沖縄にも多いタイプで強力乾燥できる。(縮んだり色落ちが心配な方は分けて洗濯したり工夫が必要。一応デリケートモードも選択できます)厚手のものがある場合は追加乾燥も20ペソで使えます。
自分は安物のTシャツと短パン、下着だけなので問題なし。しっかり乾きました。
この間にまた出掛けてもOKだけど、なんか乾燥機がグルグル回ってるのを無心で眺めるのが好きなので(わかる人いますよね?)見つめて待ちます。
終了したら袋に詰めてお持ち帰りするだけ。その場で畳むスペースがあるので自分でやって袋に入れて終了。温かい仕上がりの洗濯物と手洗いでは感じられないダウニー柔軟剤の香りが嬉しい。
すげー簡単です。
人力のお店ならキロ単位でやってくれる所もあるけど、コインランドリーはミニマム8キロ〜20キロってのが多かったので大家族がまとめて使うか、一人旅なら最後の一枚を着て、それ以外を全部一気に洗濯すればコスパ最高です。
意外に初めてだとハードル高そうに感じるけど、別に言葉が分からなくても大丈夫です。合言葉はWASH&DRY pleaseで攻略です!ご参考に