コタキナバルの印象は、のんびりとした漁港の街。とはいえ田舎過ぎず、モールなどもコンパクトに纏まったバランスの良いエリア。
この街で短期観光を楽しむのであれば、アイランドホッピングやトレッキング、そしてシーフードかと。一人沈没旅なのでツアー観光は見送るとして、海辺の市場を歩いて散策してきました。
Satay Legend Lok Kawi 1
まずは「ガヤストリートナイトマーケット」というコンパクトな屋台ストリート。夕方から色々な飲食屋台が並ぶ。お土産やマッサージ店もあり、食べ歩きができるエリアになってました。
大きな鍋で作る大量のミーゴレン(焼きそば)が一番人気でした。そういえば来る途中にタクシーの運転手がコタキナバルは、ほぼインドネシアだって言うような趣旨の言い回しをしていた。距離的にも文化的にはそうなのかも。
新鮮なカットフルーツ。他の市場はそのまま果物が並んでいることが多いけど(希望すればカットはしてくれる)最初から切って並んでいるのは、すぐ食べ歩きできるようにだと思う
マレーシアとはあまり関係ないけどケバブが6MR(約180円)とお手頃の価格で販売されている。マレーシアの屋台価格は東南アジアでもかなり安い方かと。ナシゴレン2MR(約60円)とかで売っている食堂もありました。
営業時間は情報が多数あって週末だけ営業とか日曜日は休止とかコロナなどの影響もあって変更されている可能性があるので要確認です。
Pasar Besar Kota Kinabalu
そこから海方向へ移動すると干物や乾物といった物から肉・魚やお土産などが揃うマルチマーケットが出店
酒飲み日本人からすると「スルメ」「鯵の干物」なんて絶好の酒の肴。これをお酒を嗜まないイスラム系のローカルはどう楽しんでるんだろう?おかず?おやつ?(辛党も一定数もいるんだろうけど)とにかく日本酒が飲みたくなるような乾物がずらりと並んでいます。
シーフード食堂も併設してます。
Handicraft Market
そこから南へ下っていくと、その名の通り「ハンドクラフトマーケット」手作りの伝統工芸品やアクセサリー、衣類などが密集して売られているエリア。
おじさんが触手を伸ばすような商品はあまり多くはないが見ているだけでも楽しいマーケット
Pasar Malam Sinsuran
そのとなりのエリアにシーフードがずらりと並ぶ巨大屋台郡。日本では高価な食材が格安でいただける
食材を買うと、その場で調理もしてくれます。「グリル」や「ボイル」「フライ」とかで通じます。味付けやソースも選択可能「ガーリック」とか「スパイシー」「ソルト&ペッパー」とかのカタコトで大丈夫です。価格は交渉必須
さすが南国、沖縄の魚を彷彿とさせる彩り。日本人からするとあまり美味しそう見えないけど、淡白な白身に塩と柑橘でとても美味しい。唐揚げにしてもGOOD
調理指示が面倒くさい方には、すでに火が通った料理も売っているので、そちらがお手軽で早い
とはいえ、やっぱり出来立てでいただくのが醍醐味かと。正直、調理済は固くてパサパサしちゃってます。
実食レポートですが、エビを食べるのに夢中で写真を忘れてしまいました。
全体的に淡白な印象だけど身はしっかりとしていて値段的には軽食で一人なら1000円もあれば十分かと。(流石にロブスターとかはもう少し予算がいりますが)冷えたビールがあれば最高なんだけどな〜
数は少ないけど、ビールが飲めるローカルバー(タイガー缶ビールで270円位)も点在するので、テイクアウトで持ち込んで楽しんでも良いと思います。
まとめ
コタキナバルといえば格安シーフード。他の国のリゾートと違って、海辺のエリアが極端に観光地価格ってことはなく、地元民も楽しめる値段になっているところが嬉しい。
そこそこサイズのロブスターをその場で焼いてもらって、ガーリックペッパーソースでかぶり付くのがおすすめです。少し値は張るけど日本に比べたら激安
が・・とにかく市場に冷えたジョッキビールがほしいです(一部缶で販売している場所もあったけど冷えがイマイチ。中心部やホテル併設のレストランなら可能ですが、なんかそれじゃ気分的にね)
ご参考にどうぞ