日本が誇る霊峰富士登山からフィリピンパブ密集地名古屋市中区栄へ
高低差たっぷりの旅程だけど、当ブログでは富士山よりこっちのほうが需要あるよね。
その昔、自分が上京したての頃フィリピン嬢にドハマリしていた先輩がいた。確か金町かどっかのフィリピンパブだったかな
結婚を約束していると聞いていたが、二人のために借りたアパートにフィリピン人の不法滞在女性が複数人住み着くようになり、定期的に金銭援助を求められるようになった。
結局身ぐるみ全部剥がされて捨てられ、更に借金がかさみ親にも縁を切られて、彼は会社も辞めてその後北関東の観光旅館で住み込みで働くようになり音信が途絶えた
本人にも原因があったし、少なくとも瞬間的には十分夢を見たのだから、誰が悪いとは思わない
それから、フィリイピン嬢には極力近づかないようになった。
時は流れて自分も立派な大人になりマニラやセブでは激安のフィリピンパブを嗜めるジェントルマンに成長した。
今回、富士登山に同行してくれた友人にフィリピンフリークがいる。
下山後は富士山を一望できるキャンプ場を予約してくれていたが、あいにくの全国的な雨予報。急遽予定変更で名古屋で有名なフィリピンパブエリアへ遊びに行こうということになった。東京だと竹塚あたりが有名かも
車の中でアパホテルを予約。まだ膝や腿に登山のダメージが残る中だったけど、中区栄エリアへ繰り出した。
まだまだコロナ禍で人通りが少ないけど午後8時位から明かりが灯り始めてキャッチの男性が並び始める。コンパクトにまとまったエリアにはフィリピンパブが密集する。ってかそれしかない。
キャッチの男の子もフィリピン人。タガログ語が飛び交うわけではないが異世界情緒溢れすぎる町並み。
流暢な日本語で声をかけられ、さあ値段交渉と意気込んだけど、特に交渉することもない。
ほぼ一律80分3000円飲み放題カラオケ付きって提案。マラテあたりならともかく日本だし「もう1000円割引して」と頑張る気にもならない格安価格
何件か見学した。初めて訪れる場所なので比較ができない。友人曰くやはり以前に比べて人数が減っていて年齢層が高めになっているとか。まあ当然である。やっているだけでもマシ。今でもパタヤのWSは閑散としているらしいし、本場フィリピンの歓楽街も想像に難くない。
とりあえず適当に一軒目に入る。特にこれと言って目新しいことはない普通のフィリピンパブなんだけど、たまたま最初に接客してくれた女性がスペインとのミックスで日本語がまだそれほど上手じゃないとのことだった。
それなら英語で話そう!
もう2年以上もまともに英語で会話していない。リハビリも兼ねてとお願いしたけど、全然言葉が出てこない。それでも相手はフィリピン人だ日本人からすると綺麗な発音で会話を盛り上げてくれる
俄然「海外旅行感」が爆上がりしてテンションも上がる
色んな話をしてくれたけど、やっぱりお金の話が一番切実だった。以前に増して母国に仕事がないし家族も困窮しているので意地でも日本にしがみついて稼がなきゃいけないって話してくれました。今マニラに戻っても給料は日本の10分の1だそう。はっきり言ってくれたほうが色恋を餌におっさんをカモにするより素直でいいよね。でもドリンクは奢らないよ。こちらは鴨がネギってより盗人に追い銭タイプなんでごめんね。
結局2件ほどバシゴして宿へ戻る。つまらなかったわけじゃない
酒でごまかしても前日登山のダメージが強すぎて全身が静養を求めてきたから
値段にボッタクりは有りませんでした。飲むだけなら3000円。時間は少し早めにコールされるけど許容範囲内。
まとめ
コロナのおかげで国内の知らない場所に訪れて新発見って経験を何度かした。
名古屋に来ればフィリピンを体験できるし、沖縄北谷に行けばカリフォルニアを体験できる。
わざわざフィリピンを感じるために飲みに行くような場所かは微妙だけどフィリピン好きが出張ついでに飲みに行くなら最高の場所かと思います。
最後に疑問なんだけど、フィリピンパブ密集地は全国にあるのにタイパブ密集地って聞かない。リトルパタヤとかあったら行ってみたい。逆にタイレストランは全国にあるのにフィリピンレストランはなぜ見かけないんだろう。このエリアにも安いフィリピン屋台があったら利用したかったんだけど
どうでもいいんだけど。おわり