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一時帰国。実家にお世話になるがすぐ海外に戻ろうと思った話。

雑記

一時帰国中に大阪の実家にお世話になっている。

実家と言っても、幼少のころから賃貸アパート暮らしで、独立してから両親は何度か引っ越しをしているので生まれ育った家ではない。

訳あって両親は近くで別々のアパートに住んでいる。どちらのアパートにお世話になったとしても、この時代にとても感慨深い問題に直面した。

当初母親の部屋に荷物を置いて数泊滞在させてもらったのだが、周知のとおりこの猛暑である。

何もせずに部屋にいるだけで玉のような汗が噴き出してくる。

しかしながら、まったくエアコンを使用しないのだ。テレビなどで高齢者のエアコン嫌いが原因で体調を崩して搬送されるニュースを見ていたが、高齢の両親も例にもれずだ。

どうかんがえても扇風機を直接浴びる方が疲れるだろうに。暑い暑いと呟きながら部屋に戻ってくるのにエアコンをつけないってどうなんだろうか。

なんど説明しても、今更長年培った価値観は変えられない。エアコンは贅沢品と考えているのと身体に悪いと思っているのだろう。しかし、こちらはお世話になっている身だ。あまり強くは要求できない。

当初は歓迎してくれていた母親だったが、生活のリズムなども崩れるのだろう。20年ぶりに息子とはいえおっさんが平日に転がり込んでくるのにも少しづつ苛立ちを募らせてくる。

すぐにでもお暇してもかまわないのだが、大阪を離れて関東へ出かける予定があり、それまでまだ数日ある。

現在、父親が病院に一時検査入院しているので、父親のアパートが空いている。母親にそちらへ移ってはどうかと促される。

無理やり甘えて不毛な喧嘩をしたくもないので、指示通り父親のアパートを数日使わせてもらうことにした。ワンルームに比較的節電効果の高い新しいエアコンが設置してあるので、これに関しては使い放題の許可をもらった。

究極の選択

外の気温は36度だ。エアコンの効いた部屋は当然快適である。

しかしながらこちらの部屋はWi-Fiがない。父は高齢でネットなど使う世代ではない。海外生活以前からテレビなどは使用せず、すべてをラップトップで賄ってきたので、これも辛い。国内のSIMカードは最低限のパケット契約である。

一時的とはいえお世話になれる両親がいることには、当然感謝しかないのだが、このご時世に

エアコンはあるがネット環境がない部屋Wi-Fiはあるが扇風機のみの部屋をどちらか選択しなければいけない究極の選択。

更に車が無いと買い物もいけない場所にあるのに車のエアコンも故障していて身動きが取れない(修理予定はあるらしいのだが)

今、エアコンの効く父親の部屋でデザリングを使ってこの記事を書いているのだが、残りは500MB程度だ。

まとめ

何度も言うが快く迎えてくれた両親には感謝している。それでも、帰国一週間で、すでに海外沈没生活が恋しくなってきた。

朝晩涼しく過ごしやすい乾季のバリ島でエアコン無料・Wi-Fi無料のプール付きホテル暮らしにできるだけ早く戻る決意をすることにした。バリの乾季が終われば、プーケットやパタヤが乾季となりLCCで格安移動すれば、ずっとこのような思いをしなくても済む。

両親は別に悪くない。

すべて日本の異常な猛暑のせいだ。

もう、夏に日本に帰ってくるのはやめることにする。

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