前々回のエントリで、東南アジア最安ウイスキーをフィリピンで発見という記事をアップした。
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それに関連して、更に東洋一安いと思われるキャバクラに潜入してきました。
セブ島唯一の「昼キャバ」である。
激安のウイスキーを真昼間から、これも激安のキャバクラで煽るのだから到底正気の沙汰とは思えない雰囲気が体験できるだろうとは思っていたが期待通り、まさに「カオス」な経験ができたのでレポートします。
Japanese KTV Bar Wing ウイング
昼の料金システム
まず始めに、驚きの料金システムをご覧ください。
昼のセット料金(60分) 11:00AM~6:00PM
男性300ペソ/女性200ペソ
飲み放題 焼酎、ウイスキー、ソフトドリンク ※ビールは別途65ペソ/1本
指名料 セット料金に一人分込み
レディースドリンク 200ペソ(1杯)
カラオケ セット料金に込み
各種クレジットカードご利用可
60分飲み放題が300ペソ
約600円強である。
しかも、指名料込み。
幾ら昼とは言え600円は安すぎませんか?
期待と不安に胸を膨らませて15時過ぎに扉を開いた。
店内の様子とドリンクや食事など
思ったよりも高級感のある店内。ソファーのボックス席が広めの店内に配置されている。
案内されてから、料金の説明を受ける。
もちろん日本語にも対応。1時間600円にサービス料が40円プラスされるらしい。
サービス料40円・・・どんなサービスなのか気になる。
ビールは有料。
食事もできる。激安ではないが良心的な方かと。
ここで食べる気はしないけど。
無料の付け合わせのピーナッツが旨かった(この値段なのにお替り自由)
指名料が無料なので、とりあえずショーアップを依頼。
目の前に6~7人程が並ぶ。他のお客さんが4人ぼどいて皆指名していたので、全体では10数名の在籍かと。
レベルに至っては、直近で「マラテ」→「マカティ」と遊んできたのでそれと比べれば格段に見た目のレベルは下がる。
東京で言えば「歌舞伎町」→「六本木」からの「錦糸町」ってところかな。(偏見です)
なんとか選んだ子がなんと19歳。聞くと18歳から働いて1年たったとの事。
ドリンクをおねだりされたが丁重にお断り。娘さん未成年なのに飲んでいいのか?それともジュースが飲みたかったのかな。
会話も大して盛り上がらず、淡々と水割りを飲み干す。
「まぁ、場末の激安キャバクラだし、こんなもんかと早々に退席しよう」と考えていた矢先のこと。
店内で繰り広げられるカオス
※各写真は撮影掲載許可済です
ドタドタドタ~と何がか走り回る足音。
目をやると2~3人の子供たちが駆け回っている。??
そう、皆子供連れで出勤しているのだ。
別に構わないけど、なかなか珍しい風景だ。
そういえば、その昔上野のキャバ嬢に呼び出されて「無料でVIPルームで飲んでいいから2時間娘の子守りお願いできない?」と言われたことがあったな・・その子の事を思い出した。
センターのカラオケステージでは入れ替わり立ち代わりに酔っ払いのおっさんがびっくりするくらいの下手糞な歌を自慢げに披露している。
(ちなみに女の子もみんなビックリするくらい歌が下手糞でした。マニラとはなんか違う)
そこに一人の70~80歳前後と思われるお客がマイクを握ったとたん、店内全部の女の子が彼を取り囲みだした。
なんだろう?誕生日か?
よく見ると隣に座っている女性の膝には本物の女の子が。
彼女がお母さんなのかは知りません。
その後、歌い終わった老紳士はその場に集まった女性全員の胸元にお札をねじ込みだした。
「ここにもバブルの風が吹くinセブシティ」
もちろん僕に吹いたわけではないけど。
自分の隣にいた女の子も嬉しそうに胸元を空けて札が配られる列に並んでいました。
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そして、最後に100ペソ札を受けっとった女の子はこの子
いや、聞いてみたら「男の子」らしい。
可愛すぎるけど、ここキャバクラだよね?
まとめ
結論、アリかナシかと言われれば「アリ」です。
真昼間の昼キャバで子供たちが走り回る店内。驚くほど下手糞なカラオケ。
そして、飛び交う100ペソ札。
結局1時間と記載されていたセット時間だが45分ほどで強制会計。
ドリンクも奢らない貧乏人は早く出ろってことなのかな?
料金は看板に偽りなし。ピッタリ320ペソ(約680円)
激安。この値段で文句のつけようがありません。
一人で足しげく通いたいとはなりませんでしたが、昼間の時間つぶしに友人などと訪れるには悪くないかと思います。
激安で不思議なカオス体験。みなさまも是非どうぞ。
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