マラパスクア島での生活と銘打ちましたが、滞在は僅か数日間。
とてものんびりとした空気が流れる、まさに南国離島の小さな田舎暮らしが体験できる場所。
数日間でも島の雰囲気を十分に感じることができた滞在でした。
結論から言うと「ダイバーの島」です。
小さな島の至る所にダイブショップがあり、観光客のほとんどがダイバーでした。
「ニタリ」っているオナガザメを見るためのスポットとのこと。
ダイビングやビーチ、ローカル飯、宿泊施設などレポートします。
秘境。「マラバスクア島」
行き方と帰り方は前回記事を参照してください。
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マラバスクア島のダイビングについて
※画像はシュモクザメです。
聞くところによると、オナガザメが毎日身体のクリーニングをするポイントがあって(小さい魚が体に着いた寄生虫や食べ残しを食べてくれる)そこへ行けば、ほとんどの確率でオナガザメと出会えるらしい。
しかし、その時間が早朝。朝の4時起きっていう過酷。
好きな人は苦にしないんだろうね。20年近く前同じセブ島のモアルボアルへ天然のジンベイザメを見るために毎日潜った記憶が思い出される。
日本だと神子元のハンマーヘッドシャークとかが有名かな。
毎日のようにダイビングの話で同部屋の欧米人は盛り上がってました。
興味のない方には全く意味不明の話。
ダイブ料金も日本の2/3から半額位。ダイブマスター割引もあります。
嬉しいことにメインビーチに日本人スタッフ常駐のダイブショップがあります。(看板も日本語で出てます)
イケメンのお兄さんが利用してないのに色々と島の事を教えてくれました。これは心強い。
マラバスクア島のビーチについて
ビーチに関しては間違いなくトップクラスです。
特にマラパスクア島の北に位置する「Langob Beach」
訪れた日がたまたま強風の日で海は大荒れでしたが、普段は静かで抜群の透明度を誇るビーチ。
ビーズクッションやリクライニングチェアーもあり、最高の景色を見ながらのんびりと一日を過ごすことができる。
本当に何もないので、只々頭を空っぽにして過ごしたいビーチ。
おすすめです。
マラバスクア島のローカルフード
メインのビーチには観光客用のしゃれたレストランが並んでいます。そんなレストランで食事をする訳がない貧乏放浪おじさん。
ローカル食堂を探しましたが、なかなか見つからない。
マヤから最初に着くビーチの裏手端あたりに一軒だけフィリピン定番のカレンデリアを発見。安くて旨かった。
グーグルマップに記載なし。(間に合えば登録しておきます)
現地の人に聞けば教えてくれるはず。何故ならそこしかないから。
定番の豚肉煮込みやレバー、野菜もゴーヤチャンプルなどが30ペソ~(約60円)ライス付きで頂けます。
相変わらずの盛り付けだけど、味は良し。ビールが近所の売店で買って持ち込みOK。
じっくり探せば数件のローカル屋台が見つかりますが、ここが一番かと。短期旅行の方は素直にビーチ沿いのレストランやホテルの食事をどうぞ。
マラバスクア島の街並みと人
ビーチ沿いから一本裏手に入れば、まさにローカルな路地風景と出会うことができる。
こんなところに本当に人が住んでるのかと思うくらいのあばら家も見受けられます。
人々は皆親切で「フィリピンの離島は本当に朗らかで治安がいい」と感じさせる雰囲気です。
もちろん、中にはしつこい物売りや「金くれ~」と寄ってくる子供たちもいますが、全般的に皆澄んだ瞳に笑顔が可愛い子供達ばかりでした。
マラバスクア島の宿
メインビーチからはバイクタクシーで40ペソ(約80円)ほど離れたリゾートに宿泊しました。
コテージなどは3000円程から1万円以上の部屋を擁するリゾートなんだけど、貧乏ダイバーの為にドミトリーも用意。
なんと、一泊500円以下で泊まることができる。
部屋自体は普通でお勧めできる程ではないけど(暑いので室内の温度を下げると、折角エアコンが付いているのに裸みたいな恰好で皆寝ていて設定温度が高く戻される。外で寝た方が快適でした)
施設は1万円の部屋の客と同じものを利用できる。
目の前は海。朝日を望みながらのんびり過ごす時間がとても良かった。
ホテルのレストランは少し高めです。
リゾートの入り口に雑貨店と簡単な食堂がありますので、買い物はこちらが安くてお勧めです。
予約はこちら
まとめ
全体の総評としては、のんびりとした離島リゾートで悪くはなかった。クラブなど夜遊び施設は皆無。それがまたゆったりとした雰囲気を作っている。
あえて比べると、個人的にエルニドの方が観光やアクティビティ、飲食店の選択肢が多くて好み。
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不便な点がいくつか、島全体がそうなのか分からないけど、水道が塩水。
当然プールもシャワーもしょっぱい。
歯磨き後のうがいで歯茎が引き締まりそう。
(その代わり、どこで出てくる飲料水もミネラルウォーターなので安心して飲むことができる)
なので、ずーっと身体がベタベタしてる。人を選びます。
もちろん、少々遠くて不便でも、それが秘境の「醍醐味」ともいえる。
アイランドホッピングなども有名なので絶景の海を体験したい方にはお勧めできます。
まさに沈没向き。
ダイバーの島へ渡ってライセンスを持っているのにダイビングもアイランドホッピングも参加しなかった沈没レポートでした。
ご参考にどうぞ。