沖縄で地元の友人と沖縄そば屋さんに入るといつも怒られることがある。
それは、沖縄そばを「ラーメン」と呼んではいけないという事。
沖縄そばは「そば」と呼ばれていますが、そば粉は一切使用していません。そのため沖縄の本土復帰後はその呼び名が禁止されましたが、昔から親しまれ愛されてきた呼称を存続させようと運動を続けた結果、昭和53年10月17日に公正取引委員会から正式に「沖縄そば」の呼称認定を受けました。Weblio引用
とういう運動の末勝ち取った名称なのでラーメンではないというプライドがあるらしい。
なので今後は沖縄そばを「ラーメン」と呼ばないことにする。
そんな話を聞きながらローカルの友人に紹介され、今まで食べた沖縄そばの中で今のところ一番美味しかったと思うお店をご紹介します。
沖縄そば「やかそば」
友人の連れられて11時30分位に到着。地元のお客さんらしき方々で1/3程度の客入り。
ゲストハウスも併設。
注文の仕方
まず入店すると食券機があるのだけど、注文の仕方が独特。
店内にあるメニュー表を見て注文を決める。
そしてその金額と同じ券を購入する。
例えば「やかそば」800円と追加背脂トッピング30円なら800円の券と30円の券を買って店員さんに注文を伝えて渡す。
なので、食券機には金額しか書いてない。珍しいシステムだ。
頼み方は感じの良い男の子スタッフが丁寧に教えてくれます。
店内はローカル食堂って感んじ。沖縄そば以外にもタコライスや定食とか色んなメニューがありました。
注文を済ませてテーブルで待っていると、隣でスタッフが青菜を分けていた。
「フーチバー」というらしい(沖縄ヨモギ)30円。
沖縄そばのトッピングの定番らしい。しびから麺のパクチー的なアレなのかな?
看板メニュー「やかそば」
待つこと5分ほどで店名を排した「やかそば」が到着。
やかそばに背脂をトッピング。(写真右側に乗ってる茶色い奴)
背脂と言えば網でこしたいわゆる「ちゃっちゃ系」を想像してたのだけど、甘辛く煮込んだ脂身でした。これはご飯に合いますね。
まずスープを一口。しっかりとしたカツオと豚肉の旨味がありとても美味しい。
基本沖縄そばって、あっさりが多いけどしっかりとした味付けでコクがある。
麺は沖縄そばではめずらしい卵麺の(中華麺)中太。
これは卵麺に慣れ親しんだ本土の人の口に合う。
そして、凄かったのが豚の角煮。
「デカい」「いやデカすぎる」
そしてトロトロ。柔らかい。
なんだろうこの軟骨?脊髄?見たいなところからあふれ出るコラーゲン的なもの(全部曖昧ですみません)
沖縄そば800円とは、なかなか強気な値段だと思ってたけどこの肉のボリュームと味なら納得。
麺少なめで50円引きもあるので、そちらでも十分かと思います。
あっという間に完食。
場所
ヤギ汁やヤギそばも名物らしい。ちょっと高くて手が出なかったがいつか試してみたい。
まとめ
肉、スープ、麺と総合力で一番のお気に入りになりました。
(できればもう少し安いと嬉しいんだけど観光客なら許容犯かと)
グーグルマップの評価だともっと高い点数の沖縄そば屋さんも沢山ありますが、個人的にはあまりあてにならないと感じました。
友人曰く「以前味が変わって通わなくなったんだけど、前の味に戻った」とか。
詳細は不明ですが、美味しい沖縄そば屋さんをお探しの方に是非お勧めしたいお店の紹介でした。
旨い!腹いっぱいです。