沖縄といえば「美ら海」を最初に連想する。
しかし今回、到着早々地元の友人に連れて行ってもらったのはトレッキング。
初めはピンとこなくてなんとなく同行してみたんだけど、これがいい意味で期待を裏切る最高のハイキングコースだったのでご紹介します。
比地大滝トレッキングコース
沖縄本島北部の国頭村にある滝を目指すトレッキングコース。
真夏は厳しいと思うけど季節は4月。絶好の気候。
今年初の半袖・半パン装備で向かった。
半パンで向かったはいいけど、入り口にはこんな張り紙が・・
えっ?こんなに蛇出るの
ハブとか見たことないから見てみたいけど遭遇したくはない
料金
入場料は500円。キャンプ場も併設一張一泊2000円。国頭村民は1000円也
普段は散歩するだけで入場料なんて払いませんが、結論から言うと500円の価値十分あります。
キャンプ場
入り口をすぎるとすぐにキャンプ場。トイレはもちろん炊事場や自販機と設備は十分で綺麗に管理されている。
区画はウッドデッキになっていてテントが汚れなくて良い。今回はキャンプ場は利用してないけど良さそう。
キャンプ場なのにWi-Fiが飛んでいるのもすごい。
トレッキングコース
キャンプ場の先がトレッキングコースのスタート地点。
まるで地方のテーマパークにあるような人工的な滝がお出迎え
説明書きを見ると人工ダムをリメイクして作ったみたい。
トレッキングといっても難易度は千差万別。
平坦な散歩道てきなものもあれば、過酷な登山道もある。
ここのコースはとても綺麗に整備されている
とても歩きやすい手すりがついたウッドデッキの道が続く。
こういうところを歩くと「山中によく作ったな」と感心する。
無論子供やお年寄りでも安心して登ることができる。
途中で吊り橋があったり休憩所の東屋・トイレ(今回道中のトイレは壊れてたのでお手洗いは事前に済ませてください)も整備されている
のんびり歩いて40分くらいかな。マイナスイオンが充満しているであろう林間道が清々しい。(マイナスイオンってなにか知らんけど)
整備された道の他に川沿いのコースも使用できる。アドベンチャー感がほしい方はこちらを利用すると良いかも(靴が濡れるので防水靴推奨)
中腹には昔炭を作っていた窯も残されている
整備されているとはいえ当然山を進んでいくのでアップダウンはある。
上手く言えないけど、その勾配が本当に丁度いい。
しんどすぎず、楽すぎない絶妙なコース。
ゲームのレベルデザインで言えばモンハンみたいな感じ。
最後は比地大滝へ到着
滝の迫力やサイズ感ってスマホの写真じゃ伝わりにくいですが、これも丁度いい迫力と距離感。
滝を眺めるベンチっもあって、新緑の木漏れ日の奥に流れ落ちる清流をいつまでも眺めていられる。
場所
まとめ
沖縄といえば「海」なんだけど、こんなに素敵な山歩きができる場所もある。
知らなかった。持つべきものはローカルフレンズ。
普段は有料のトレッキングなど全否定してきた。
わざわざ京都駅から歩いて向かった初めての清水寺も拝観料400円と知って入り口で引き返したほどの筋金入りのケチである。
しかし、図らずもコロナ禍で運動不足が否めない今、値段に十分見合った景観と整備道を兼ね備えたイチオシのトレッキングコースでした。
観光客だとレンタカーが必須だけど是非お試しください。