これからの東南アジア沈没生活の拠点として、バリ島を有力候補として考えている。
そして、この島で比較的お金もかからず、体力維持の観点からもサーフィンを続けていこうと思っている。
サーフィンを趣味として続けるなら、サーフホードを買ってしまおう。
毎日レンタルってのも費用的に非効率だし、一度ボードを買ってしまえば「波は無料」
ということで、知識も人脈もない自分が幸運にもクタビーチで知り合いになった日本人ベテランサーファーのアドバイスを受けて、その方の10年来の知り合いだという元ビーチボーイを連れたってサーフボードショップへ赴いた。
Sixth Sense Surf Shop
レギャン通りからほど近いサーフボード販売店を紹介してもらった。
場所
その他、リップカールや街中の中古販売店の大まかな価格のリサーチは済んでいる。
バリ島へは手ぶらでやってきたのでフルセットの購入となる。
日本でサーフィンを始めたときに7.9フィートのファンボード(大体ロングだけど)を楽天スーパーセールで購入したものを千葉の知人のところに勝手に置かせてもらっているのだが、長い間行くことができていない。(ごめんなさい)
日本に家がないので、サーフボードを持って帰国するのもどうかなと二の足を踏んでいたのだが、ここのショップが帰国時は無料で預かってくれるとのこと。
サーフトリップで東南アジアを周遊するのも良いが、大きなボードを担いで各国を回るのも大変だし、行き先がサーフポイントに限られてしまって余計な制限がかかる。更に輸送にも別途費用がかかってしまう。
第一、色んなポイントを楽しめるほどの腕前がない。
そういう意味でも、ボードを預けられるのは有難い。(そのうちアパートを借りることになれば引き上げればいいしね)
初心者用のEasyボードを見繕ってもらった。現地でタクシーやバイクで運ぶことを考えて7~8フィート位の浮力のあるボードの中古で安いものがあるかと聞いてみた。
「あるにはあるけど・・うちではそんなボードで程度の良い中古は全部ビギナーレンタル屋さん行だよ」とのこと。
そうなのか・・・初心者のおっさんにはきつい一言。
それでも、その店で一番ビギナー向けの新品ボードを出してくれた。
6.8フィートのファンボードで厚みもある。海外で(ハワイだかオーストラリア)修行したシェーパーが地元で作っている板らしい。
「これなら、小波でもテイクオフできるしお前みたいなビギナーにはぴったりだ」とのこと。
ボード・リーシュ・デッキパッド・ハードケース・ワックス・フィンの6点セット。
当初の提示価格は7000000ルピア(約56000円)だった。
56000円。下手すると一か月の生活費位になる。
担当のダニー君(23歳)とおよそ2時間、値切ったり、タバコ吸ったり、写真撮ったりの交渉の末。
最終的に5800000ルピアに値下がり(約48400円 ※クレジットカード可)
安いのか高いのかはわかりません(物によるけど日本のちゃんとしたところで買うのに比べれば半額位かな。ネットで買えば同程度価格の物も普通に売ってるんだけど)
店長も含めてスタッフの感じもとても良かったし、預かりはもちろん、持って帰るときは飛行機用に保護シートでパッキングもしてくれるとのこと。
普段500円生活をしている身からすると清水の舞台から飛び降りる的な一代決心。
おっさんとは言え、元は男の子。
非生産的な高級おもちゃ買う時って本当にワクワクする。ゴリラってメーカーのデッキパッドを張ってもらって、リーシュも装着。ベースワックスも塗ってくれました。
上級者から見れば簡単ボードなんだろうけど、初めて乗ってみた感想は、パドルがしんどい!と良く動く!
比較対象が少なすぎるんだけど・・・慣れるまでには相当時間が必要かな。
まとめ
自分から見てもそうだが、地元の人の収入から見ればとても高価な買い物。
それはそれは、丁寧に接客していただきました(当たり前といえば当たり前なんだけど)
将来的に、ここをベースにバイクをレンタルして色んなポイントにサーフトリップに出かけたいと思う。(そのためにはまず練習なんだけど)
一回のレンタルが500円として100回入れば元が取れる計算。
100回目のその頃には少しはサーファーっぽくなれていることを信じて、大枚叩きました。
とにかく練習あるのみ。がんばろう。