以前に一度訪れたことがある島。マレーシア・ランカウイ島に再上陸。
その時は、イスラム教の正月だか絶食日だかが続いて中華系以外の店がほとんどお休みで、まったく島の雰囲気を楽しめなかった。
今回は、再挑戦となる。
島自体が免税なのは知っていたが、改めてあまりのコスパの良さに驚いた。
もう、ここを知ってしまうと、普通の金銭感覚に戻れないんじゃないかと思うくらいだった。
ランカウイ島・クアエリア
宿泊先は外国人観光客に人気のCenang Beachエリアではなく、クア。市街中心街で役所とかがあるエリア。
とりあえず、まだ宿から徒歩圏内でしか散策できていないのだけど、ざっくりと驚きのコスパをご紹介。
まずビールの値段
カールスバーグやタイガービールなどが2RM~
約55円
同じカールスバーグのアルコール度数が6.5%のビール(これお気に入り)やギネスビールにそっくりな味の黒ビール(味の違いが分からなかったです)も同価格帯。
有名なギネスビールも100円切る価格。
同価格で島内至る所で販売している。そりゃ島全体が免税だからね。ビール好き驚喜。
輸入ウイスキーの価格
ヘネシーなどのブランデーやオールドパー、マッカランやグレンフィディックなど日本でものお馴染みの外国産ウイスキーが並ぶが、ローカルウイスキーじゃなく、スコッチやバーボンなど外国産のボトルが20RM~販売している。
しかも、1ℓの瓶でこの価格。(初めて見るお酒も多数。シングルモルトではないけどブレンデッドでも個人的にはどちらでもOK)
約550円!
節約旅を続けながら、原料が何かも分からないローカル密造酒などを飲み歩いてきたが、メイドインスコットランドやケンタッキーのウイスキーが有名メーカーで1000円前後で購入可能。しかも1ℓ、飲んでも飲んでもなかなか減らない。
何でもよいなら日本でも安い酒はあるけど、東南アジアで輸入ウイスキーなどがこの値段は凄い。いかに関税が高いかが垣間見える。
この値段なら久しぶりにメイドインジャパンでもと探してみると・・
15000円~20000円とか・・・ジャパンプレミアム?スゲーぜ。(白州あたりは品薄でプレミア価格なのかな)
ナシチャンプルが安い(ナシカンダー)
バリ島などでお世話になるナシチャンプル。タイでもご飯におかずを選んでかけるスタイルは東南アジアでは定番。
例にもれず、そんなローカル店が各所に点在。
しかし、同じじゃない。選んだおかずをライスにかけてもらって、品数で料金が決まるのだが、
(この店はインディアン系ナシカンダー屋さんです。大体カレーってことね)
なんと、自分で好きなだけ盛り放題。
他のところは、指定したおかずをスタッフが適量盛り付けてくれるんだけど、盛り付け放題のお店があるなんて。
何件か回ってみたけど、エアコンが効いた店内の店は従来通りのスタッフが盛り付けるシステムで野外の屋台レストラン風なところは全部盛り付け放題だった。(他のエリアはわかりません。もしかしたら宿周辺だけかも)
ライスに3品おかずを好きなだけ盛り付けて8RM(約220円)。もちろん具材による。魚丸焼きとかは高いはず。一度5品くらい山盛り乗せてお会計したら450円位でした。それでも安いけど、3品で十分です。
免税はある程度知識をもって訪れているので想定内だけど、「これは凄いな~」と同じ宿の欧米人は皆一同にして興奮していた。(僕はスコッチウイスキー550円の方が興奮するんだけど、そこは人それぞれだな)
もちろんローカル飯も激安
アヤムゴレン(鶏肉の炒め?揚げかな?)3RM。約80円とか
本来ご飯にかけるおかずのメニューだと思われるが、夕飯は米を食べないのでこれを何品か頼んでおつまみにしてます。単品ごはんが1.5RM(約40円)
ローカル屋台では(焼き飯や焼きそば、素ラーメンなどは)おそらく80円~120円位が東南アジアでは最安値かと思う。40円の焼き飯とか見たことないし。(インドとかその他の国はは知りませんが)
ということで、一般観光客には不必要な情報ですが、ちゃんと激安ローカル屋台飯も至る所にあります。
パット見たところマレー系とインド系、中華が多いですね。(厳密に分けられない、大体混ざってる)マレー系のレストランにビールはありません。
タバコが日本の10分の1価格
日本では今月からタバコの値上げが開始され、一箱500円以上になったとか。
そんなに、ヘビースモーカーではないので(一日数本。楽しく泥酔した時は例外)おおよそ一ヶ月に10箱位。日本だと5000円/月以上だ。以前、働いてた時は一日一箱だったので15,000円/月かな。
※以下の写真。こちらのタバコはグロテスクな写真が箱にプリントされているので、閲覧注意
しかしこのランカウイはこの値段。
ローカルタバコが2RM(約55円)
ということは、10箱だったら 一ヶ月550円!
これは・・・安すぎて開いた口が塞がらなかったり閉口したり。(それでも、あまり口に馴染まず美味しく感じられなかったり、とにかく強すぎたりする弊害もありますが)
それまで自分で巻く手巻きたばこを吸っていたんだけど、この値段なら自分で巻くのめんどくさくなってきた。ちなみに葉っぱ(ジャグは27円、一箱にすると10円以下。使う葉っぱの量によるけど)
※外国人のお酒やタバコの購入上限が設定されたとの情報もありますが、今のところチェックされたことは一度もありません。
【訂正】チェナンエリアでビールを購入したところ一本でもパスポートの提示を求められました。宿のスタッフに聞いたところクアはチェックなしでチェナンは購入上限が決まっているという、よくわからない運用になっているようです。公認免税店とか登録関係とかの違いかもしれません。引き続き調べてみようと思います。
まとめ
生活費のランニングコストは嗜好品をどう捉えるかで大きく変わってくる。
贅沢な部屋に住んでも高いワインを飲んでも、生活費は生活費だ。
生活費=自分なりの守りたい生活水準っていうのかも。
酒とタバコ(夜遊びにほぼお金はかけないので記載を省きましたが、その気になってもこの島には、そもそもそういうお店が皆無かと・・KARAOKEとか看板は見かけたがどうなんだろう?)などと書くと昭和の侠客かよと思われるかもしれませんが、免税の島で恩恵を受けるとすれば、そもそも税金の高い外国製の嗜好品が一番金銭的恩恵が受けられる。
海と自然が綺麗な離島で、スコッチウイスキーが1ℓ550円、タバコが一箱50円、おかずビュッフェが220円。
はい、守りたい(自分的)生活水準オールクリアで、このコスパ。(後日、滞在先の記事も書きます)
しかしながら、この島。今のところ酒やタバコなどを目当てで滞在している様な快楽主義的な欧米人をあまり見かけないのが不思議。
観光客は欧米人多いんだけど。(極まれに昼から中華屋にウイスキーボトルで持ち込んでる人もいるけど)
歓楽街が少ないからかな?それともパタヤ経由だからそう思うのかな・・
うーん、観光なら物足りないかもだが、低コストで沈没するなら最高の島だと思うんだけど、どうなんだろう。
とりあえず、一ヶ月ほど滞在して、後日結論を出したいと思います。
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