・・・コンビニ弁当と缶ビール。
一見、40代独身男性の食事がこの組み合わせだと、非常にネガティブな環境を想像するだろう。
周りの同世代が、騒がしくも微笑ましい子供たちと愛妻が作った料理が並ぶ食卓を囲んでいるであろう時に、休日に独身のおっさん一人でコンビニ弁当など悲しくみすぼらしいものである。
そんな組み合わせのコンビを10倍美味しく、そして華やかに楽しむ方法を勝手に伝授しましょう。
【リペ島】サンライズビーチ
読んで字のごとく、日の出が美しい島の東側に位置するビーチ。
まず、ウォーキングストリート付近の宿泊先からビーチへ向かって歩く。ほぼ一本道。
途中にセブンイレブンがあります。ここが一番近いコンビニです。
そこで、上記のみすぼらしいセットを購入してください。
(タイはアルコール販売時間に制限があるのでご注意。11時~14時・17時~23時)
合計100baht位かな(約340円)
それをもって、サンライズビーチへ急ぎ足で向かってください。
のんびり歩いてビールがぬるくならないように。(セブンイレブンから徒歩5分位)
サンライズビーチの場所
やることは簡単。
ビーチで冷えた缶ビールを空け、コンビニで温めてもらったお弁当をつまみにグビグビと飲むだけ。
・・・どういうことかって?
答えはこれだ!
おわかりいただけただろうか?(心霊写真番組のナレーション風に)
絵具で書いたようなブルーのグラデーションの海を見ながら楽しむコンビニ弁当と缶ビール。
独身男性の悲哀など一蹴する、このすさまじい画力。
一見ミスマッチなロケーションだが、楽園で食べればコンビニ弁当だろうが、おにぎりだろうが一瞬で神々の食卓へ昇華する。
「俺、夕飯はほとんどコンビニ弁当と缶ビールなんだよね~」に
「リペ島のビーチでだけど」
が加わると、10倍美味しく華やかになる魔法のビーチ。
「一日中ダラダラ、ゴロゴロしてたよ」「リペ島のビーチで」
「なんか色々考え事しちゃってさ」「リペ島のビーチで」
「ただブラブラほっつき歩いてただけだよ」「リペ島のビーチで」
この言葉一つですべてが天国へ早変わり。
もう、すべての料理を美味しく変えてしまう発売当初の「味の素」を凌駕する万能っぷり。
リペ島のベストシーズンはこれから。(11月~)日差しの強い日中でも木陰に入ると爽やかな風が通り抜け、不快感はゼロ。
とにかく、この美しいビーチを眺めながらのビールや弁当は最高なので、コンビニでなくとも屋台などでテイクアウトをした料理を持って、のんびりと景色を眺めながらの冷えたビールをお楽しみください。(ゴミは持ち帰りましょう。ビーチクリーン運動やコンビニもビニール袋ゼロ運動やってます)
海眺めてるだけで、ずっとビール飲んでられます。
まぁ、でも独りより愛する家族や恋人と一緒の方が、より楽しめるのは間違いないんだけどね・・・