タイでの自炊生活も板についてきた。
何処のスーパーで何が安いとか、卵はファミリーマートのほうが新鮮で安いとか、有り余る時間を盾に買い物に奔走している。
意外に楽しい。
今回は知らないローカル市場をグーグルマップで発見した。
名前は「タイ・フィッシュマーケット」
そのままです。さぞや海鮮系に覚えありの市場と察する。
最近は毎日肉ばかりだったので、魚介を仕入れに行ってきた。
関連記事
タイ・フィッシュマーケット
通りの名前は「レギオナルロード3」とマップでは記載されている。
通称とかは分かりません。
場所
初めて歩いた通りだったけど、なかなか栄えていた。
バービアがあったり長期滞在用と思われるコンドミニアムなどもあり、結構な活気。東アジア人は皆無。
ホント、ファランって何処にでも住んでるんだね。
市場の様子
かなりのローカル感。バンコクのクロントーイ市場程じゃないけど、地元感あふれる様相。
関連記事
フィッシュマーケットと言うだけあって、魚介類を扱っているところが多く、まだピチピチと魚が飛び跳ねていた。
水揚げ直行で新鮮なんだろうと推測。
これは期待。
ナマズとスズキ科の魚、なにかしらの肝？みたいなやつ。
パタヤ定番のスズキ科の魚は、どう調理しても生臭いのでパス
腹に香草入れて塩まみれで焼いても微妙。とにかく香辛料やレモングラスなどの香草などで臭みを消さないと食えない。
どう料理したらよいか分からないけど、ナマズやなにかしらの肝はもう少しスキルが上がったら挑戦してみます。
次の写真は、いわゆるホルモン屋さんですね。
内臓が部位別に並んでます。タイ語が読めないので部位を想像するしかない。多分聞いても分からない。（英語ほとんど通じませんが値段交渉英語で大丈夫です）
とはいえ、英語で内臓の部位を言われても分からないんだけど・・
定番の保冷無しの精肉屋さんも。豚肉ですね。
豚肉は保冷無しだけど、鶏肉は氷の上に。
それは、なぜ？
果物や野菜も充実。表示価格はすべてkg単位の値段。安いです。
あんまり食べないけど、タイのマンゴーとかドラゴンフルーツのコスパは凄い。
タイの青菜に関してはもう見た目で想像するしかない。キャベツや白菜やチンゲン菜は見て分かるけどローカル野菜は判別不能。
どれを食べても大体「草」っていう味です。慣れですねこれは。
今回は一人タコ祭りを開催。激ウマ。
恒例の三昧シリーズ。
というより、一人で食べるから結局一度生鮮品を買うと食卓がそればっかりになるから「致し方なしに三昧」となる。
関連記事
フラフラと物色していると、なんとタコが売っている。
海老やイカは定番で良く利用するんだけど、新鮮な生タコは珍しいかと。
欧米人ってあんまりタコ食べないって聞くけどどうなんだろう？タイ人は食べるのかな？
目の前で強面のお兄さんが大量に購入していた。
※二の腕の彫り物のお兄さんは自分ではありません。見知らぬ親切な買い物客ですので一応付け加えときます。
タコか～
近年日本でもタコの値段が高騰してなかなか手が出しにくい。（鰻ほどではないけど）
そのお兄さんにどうやって調理して食べるのか聞いたら、素焼きにしてタイの辛口ソースに漬けて食べるんだとか。（あまり聞き取れなかったので半分想像だけど）
早速、購入決定。
1キロで160baht（約550円）
頭を落とした足だけの部位が72baht（約240円）だったので購入。端数は負けてくれました。激安です。
日本のスーパーだと1000円近くすると思う。
さぁ、宿に持って帰って調理します。
何タコなのかはわかりません。マダコや水タコじゃないかと。イイダコかな？
ずっしりと重さはあるけど少し細身。
下処理済だけど、一応塩揉みをして滑りを取る。
皮は剥かずにそのままです。
塩を入れて沸騰した鍋に足先から順番にゆっくりとボイルしていく。（均等に火が入るようにね）
全部入れたら弱火～中火にして、何回かひっくり返しながら約3分茹でる。（新鮮なら1分でも良いけど一応青空市場だから3分）
ざるに開けたら、冷水で冷やして余熱で中にゆっくりと火を入れます。
そして、まな板の上で切り分ける。
足の根本の部分はオリーブオイルとライムに塩コショウでカルパッチョ風に。（下の野菜はアイスプラントってしゃれた葉っぱ。大して旨くないけど見栄えが良い。成城石井とかだと激高）
残りの部位はフライパンでガーリックソテーにする。
一人タコ三昧の完成。
まとめ
40年以上も生きてきてこんなこと言うのもなんだけど
「タコってメチャ旨い」
単純に塩茹でするだけで、本当に旨いです。切りながらかなりつまんでしまった。
一人分なら240円で腹いっぱい。
メチャウマ。最高です。
数年前は東南アジアの不衛生（ハエとか飛んでるし）な青空市場で肉や魚を買い物して調理するなんて考えられなかった。
時が経ては人は変わるものです。
今となってはローカル市場は無くてはならない仕入れ先。
海老やイカもそうですが、300円で腹いっぱいの海鮮が食べられる。
皆にお勧めできるという訳ではないですが、郷に入れば郷に従えとも言うし。
ローカル市場ならではのお得なタコ祭りでした。
