マニラのマカティエリアに滞在している。
ビジネス街などが立ち並ぶ比較的ハイソなエリア。北側のブルゴス通りという歓楽街周辺をウロウロと探索中に見つけたお勧めローカル店。
お酒も安く、料理が旨い。スタッフも笑顔が最高のお気に入り店。連日歓楽街に繰り出す前にこの店で軽く飲んで腹ごしらえをする。
それが日課になった程の優良店なのでご紹介。
The Pillars Bar & Restaurant(ピラーズバー&レストラン)
外観からはメニューや値段が分からないので一見だと入り辛いかもしれません。
しかし、大丈夫。質と価格鉄板でお勧めできます。
(とはいえ街のカレンデリアや屋台に比べれば少々割高ですけど)
場所
ブルゴス通りから徒歩圏内。
周りもコンビニや飲食店が多数あり治安の悪さは感じない場所。夜にフラフラ一人で歩いて行っても大丈夫。
店内とメニュー
入ってすぐがカウンターバー。後ろにテーブル席が4つほど。
早い時間に行けば座れますが、遅くなると地元のお客で混雑します。OPENは14時から深夜まで。
2階はカラオケが付いているらしいが上がってません。それこそ地元の若者用のスペースかと。
メニュー表を紹介
ドリンクはビールが80ペソ(約160円)から。ローカルラムやウイスキー、ウオッカやジンなども75ペソ(約150円)と超お得!
コーラを頼んで色々お酒を変えて割って飲みました。
ワンショットの量も多い。ショットの値段とボトルの値段のバランスがちょっとおかしい。これならショットで頼んだ方がお得かと。
ローカル定食がなんとオール90ペソ(約180円)雰囲気のあるバーレストランでこの価格は凄い。
食事だけの利用としても価値あります。
リブアイステーキ(700円)やチキンウイング(350円)なども破格の値段。その他ピザやバーガーなど洋食も豊富なラインナップ。
奥に大きめの厨房があってしっかりとそこで調理している様子だった。
そして値段もさることながら、何を食べても旨い。(ローカルフードしか食べてないけど)
特にお勧めは定番ポークアボド。
フィリピンのローカル料理「豚のアドボ」ボリューム満点で美味しいトロトロ豚の角煮。
これが300円。なぜ今まで誰も教えてくれなかったのか…
旨すぎる。 pic.twitter.com/a9A3TeUjSP— ビーチライフ🌴世界のビーチで沈没生活 (@beach_life40s) October 7, 2019
じっくり煮込まれたトロトロの豚の角肉に醤油と砂糖、そして少量の酢で味付け。
唐辛子は別添えなので、お好みで辛くすることも可能。
とにかく旨い。んでボリュームも十分。
なぜ、フィリピン料理が日本で流行らないか理由が分かった。
それは限りなく日本の味付けに近いので差別化が難しいからじゃないかと(煮物に関しては特に)
同じような味付けなら和食を選ぶよね。
もちろん好物の「シシグ」も旨い。
ジュージューと音を立てて熱々で提供される。絶妙な「おこげ」がまた美味。
目玉焼きが2個乗ってるってのも嬉しい。
しっかりとした味付けにコリコリとした食感の軟骨がアクセントになっている定番ローカル豚肉料理。
何故かフィリピンって店で提供する鶏肉料理と豚肉料理の値段があんまり変わらない。
なのでいつも豚を頼んでしまう(鶏肉も好きだけど)
これは「つまみ」の最高峰。
陽気なスタッフが素敵
基本一人旅なので、カウンターに座って話し相手がいるとありがたい。
この店の彼女は終始笑顔で話し相手になってくれた。
彼女は初日でいきなり「Facebook交換しようぜー」って。
今時インスタじゃないのが興味深かったが秒で意気投合。ラテンのリズムで距離を詰めてくる。
自分の中で「微笑みの国」はタイからフィリピンへ移行した。
そして、いつでもどこでも誰もが隙を見て「鼻歌♪」を謳う国。何かにつけて歌ってる。
バーのスタッフもコンビニのスタッフもサウナの清掃員も・・・
この店に限らず、陽気な国です。
まとめ
見た目は少し入り辛いかもしれませんが、店内はアットホーム。
とにかく安くお酒も飲めて、料理が旨い。
自分はいつも夕飯時に利用したけど、遅くまで空いているようなので締めで使っても良いかもしれません。
観光客向けのレストランは高い。ローカル過ぎる店は衛生的にちょっと・・・って方にはおあつらえ向きのローカル店です。
地元のお客さんが多いってことは優良店の証拠かと。店内は禁煙なので嫌煙家の方も安心です。
お近くに滞在なら是非どうぞ。
特に豚の角煮がおすすめです。