当ブログではマレーシアの真髄は「食」にありと何度かお伝えした。本場のラーメンとカレーが手軽に食べられる日本人にとっては最高の食文化を併せ持つ国
現在はマラッカの比較的チャイナタウンエリア寄りに滞在しているので食べ歩きを日々楽しんでいる。
そこで見つけた個人的おすすめのラーメン屋さんをご紹介します。
行き付けの屋台村(ホーカー)が休みだった日にふらりと立ち寄った近くのお店。ヨンターフーという中華源流のマラッカ料理
ヨンタオフー (醸豆腐)とは、マレー風の「おでん」
アバウトマラッカより引用
- 豆腐、厚揚げ、はんぺん、野菜、チリ、肉団子、揚げ焼売に揚げ春巻きなど好きな具材を選んで注文。その場でスープに投入し、ひと煮立ちしたらマレー風「おでん」と呼びたくなるヨンタオフー(ヤンタオフーでも通じる)の出来上がり。
- 日本のおでんと違うのは、麺が必ず付いてくる。麺料理のおかずとして、ヨンタオフーを頼むのだ。イエローミー(タマゴ麺)、クエティヤオ(米粉のきしめん)、ビーフン、老鼠粉(ローシーファン)など好みに合わせて麺をチョイスする。
- 麺の料理方法は、スープ別盛りのドライタイプと、具材と一緒に食べるスープタイプの2種類から選べる。ヨンタオフーを美味しく味わいたいならば、別盛りのドライタイプの麺を選ぶのがオススメ。クエティヤオ・イエローミーと半々のミックスも頼める。
まずは注文の仕方から
フィッシュボールヌードル(7RM約240円〜)かプレーンヌードル(約100円〜)を選ぶ。麺の量が大小あります。
次に麺の種類。中華麺やクイティアオ、米粉細麺など。指差しでOK
そして、スープ別盛りかラーメンタイプかをしていする。(スープorドライ)
プレーンタイプを選んだ場合はセルフで器に好きな具材を入れて渡せば茹でてトッピングしてくれます。予習していけば簡単です
店主らしき男性は流暢な英語を話します。一人で作ってたのでテイクアウトや店内が混んでいるときは、待ち時間覚悟です。
あさイチ訪問だったので、店内は空いてたけどテイクアウトの方は並んでました。上記写真の女性はステンレスの器持参してました。近所の常連ですねきっと
注文したのはフィッシュボールヌードルの中華麺、スープ別盛りタイプ(小サイズ)
中太麺の油そばとクリアスープです。見た目は普通
卓上には中華調味料や胡椒。練り物に付けるようかな?甘味噌と辛味噌
まずスープを一口いただくと、余分なグルタミン酸などが一切使用されていないと思われる、素材そのままの風味。かといって薄味って訳でもない。
日本のラーメンはもちろん大好物だけど、幼い頃から脂ドバー、塩味ドバー、味の素ドバーのインパクトに慣れてしまったせいか初めは物足りなく感じるかもだけど、これこそ本来の素材の風味を活かしたスープの真髄って感じ。めちゃウマです。(日本で背脂系のラーメンと出会ったのは大人になってからだけど)
麺に関しては、硬さの好みはあれど完璧に中華麺(当たり前だけど)麺に味付けされた油がコーティングされているのでしっかりと味と旨味が絡んでいる。
これぞ中華味とも言える油麺と素材の風味そのままのスープのバランスが絶妙すぎる。見た目はシンプルだけど、これまでマレーシアで食べた麺料理で一番美味しいと思いました。
これで7RM(約240円)小サイズでも朝食利用なら十分なボリューム。旨さと安さで長年アジアローカル飯を食べ歩いてきた自分でも満足感抜群でした。具材も練り物なのでヘルシー(具に関しては所詮練り物なので特段インパクトはないけど)
初めてバンコクで鶏そば七星をまだ79バーツ位だった頃(当時のレートで240円)に食べたときに負けないインパクトでした
一気に完食
いや、マレーシアの中華系麺料理の実力、おみそれしました。隣のホーカーも手軽で良いけど中華麺をいただくなら絶対こちらのお店かと
まじ240円でこれは美味すぎです。注文はスープ別の油そばスタイルがおすすめ
是非お試しください