当ブログでは、再三お伝えしていますが日本を発ち東南アジアのビーチを中心に節約生活を楽しむ生活にチャレンジしている。
現時点で約6か月間の放浪生活を続けている中で、マレーシアのランカウイ島が自分で求めるライフスタイルにぴったりだと感じた。
同じような生活をしている方々でも、お仕事のスタイルや生活費の予算によって、ピタリとハマる地は違ってくるだろう。
個人的な感想なのは言うまでもないけど、なぜランカウイがおすすめなのか?感じた理由を書いてみたいと思います。
節約海外生活にランカウイ島がおすすめな理由
【其の一】島内が免税で嗜好品のコストが圧倒的に安い
で
以前のブログ記事でも書きましたが、お酒やタバコといった高関税の嗜好品が免税。圧倒的な安さに心奪われる。
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逆に言うと、この二つの嗜好品に興味が無い人に関しては、特別お薦めしたい島というわけではない。
お酒とタバコなどが毎日のコストに算入される生活をしている人ほど恩恵にあやかることができる。
この間、街の免税店でスコッチウイスキー(免税品仕様1本1ℓ、日本では720ml)を2本とローカルタバコを1カートン購入した。
全部で50RM。日本円で約1,350円である。一瞬お会計を間違えてるんじゃないかと目を疑った位。
日本ならタバコだけでも5000円以上。
物によるけど、ビールが一本60円前後で販売しているので、毎日2本のビールとウイスキーで晩酌。それにタバコ代を入れても、
一ヶ月8000円程度だ。激安である。(部屋で飲むことを前提としてますが、ビールは店で飲んでも一杯130円程)
【其の二】夜遊びの誘惑が無い
東南アジア屈指の歓楽街と言えばタイやフィリピンだろう。
いくら日本より安く遊べるとはいえ、贅沢に遊ぼうと思えば金額は青天井となる。自分一人でしっぽりとバービアなどで飲みながら予算内でたまに気の合う女の子にご馳走する分には問題ない。
しかし、複数人の短期旅行で遊びに来た友人などと街へ繰り出して2軒、3軒と梯子などしようものなら、日本のそれと変わらない。
いや、解放感と遊びの選択肢などから日本で遊ぶより高くつく場合もある。
ランカウイ島は基本、イスラム圏の島であり性風俗を中心とした歓楽街は皆無。
店が無ければ、酔った勢いで無駄遣いをする必要もない。予期せぬ交際費のコントロールは難しい、今後の課題です。
ここに物足りなさを感じる人には向かないかもしれないが、こちらは夜遊びが第一目的での生活ではないので渡りに船である。(と言っても定期的にパタヤとか行っちゃうけど・・・)
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【其の三】ローカル飯が安いけど店が閉まるのが早い
※上記写真はカップ麺2個とポテチで合計130円
その点ランカウイ島は基本的にイスラム圏。一部夜の12時から朝方までOPENのバーなどがチェナンビーチ周辺に点在するが、その他のエリアの店は閉店が早い。
いや・・早すぎる。ローカル屋台などは朝10時位からのんびり準備をして夕方前には閉まってしまう店も多数。
平日や休日関係なしに自分たちのペースで定休日ってのも多いかな。
なので、夜中にちょっと小腹が空いても、そこら中に24時間営業のコンビニや深夜営業のラーメン屋があるわけではない。
それどころか、中心から少し外れたエリアは夕飯時にはすでに閉店している店が多いので、あらかじめ準備しておく必要がある。
そこで、ランチ時に夕飯もテイクアウトしてしまう方法をとる。当然ローカル屋台なので激安。(2食で500円以下)
不便と言えばそうなのだけど、いろんなチェーン店やコンビニ、居酒屋が煌々と明かりをつけて一晩中OPENしているような誘惑に惑わされることはない。
【其の四】滞在費も激安
正直なところ高級クラスのリゾートホテルのコストパフォーマンスはタイが一番だと思っている。おおむね5つ星と遜色のないホテルも一泊5000円程度で泊まることができる。
ランカウイやバリ島などはそうはいかない、ちゃんとしたホテルはそれなりの値段がする。
しかし、クオリティーの高い中級クラスのホテルでも探せば一泊1000円程て泊まれるところもある。
また、機会があれば後日紹介しようと思っているが、クアエリアのホテル【ペリンティス モーテル】などは一泊980円程度にも関わらず素晴らしい環境だった。
※上記写真でagoda予約サイトへリンクします。
個室、エアコンと天井ファン、テレビとWi-Fi環境の新しいホテルが900円台って結構すごい。(少しクアタウン中心から離れるけど、徒歩圏内)
【其の五】手付かずの自然が最高
以上の条件が揃っているにもかかわらず、ちょっと大丈夫?と心配してしまうほど島の開発は遅い。
路線バスとかもないしね。
地元の人々の生活を考えると、どちらが良いのか分からないけど、とりあえず今のところ山と海どちらも自信をもってご紹介できる大自然がそのまま残っています。
バイクでツーリングすると猿や牛などの動物がそこら中に。ナチュラル動物園。
なんとか、免税も含めて観光地として成功させようと政府も色々手を打ったんだろうけど、開発当初に作られたとみられるテーマパークや商店街も古びた感じでイマイチ垢抜けない。(結構、建設途中で辞めちゃってるテーマパークやビルもちらほら)
個人的にはあまり観光地化されずに、今後もそのままの自然と免税特区と言うシステムは残してほしいところ。
【其の六】美味しい食事と温和な住民
マレーシアの食事は中華系とインド系の影響を色濃く受けている料理が多くみられる。
・・・中華系とインド系
いわずもがな。日本のソウルフードと言っても過言ではない
ラーメンとカレーである。
料理なので個人的趣向によるけど、上記の二つを嫌う人を見たことが無い。
その他マレー料理もタイなどと違って辛さや香草も控えめで日本人の口に合う。
お店などで働いている人たちも一様に温和で親切な印象。客引きや(そもそも客を引く店が無いんだけど)強引な押し売りなど一切なし。ボッタクリもない。
外国人価格の高級店があってもまったく問題ないが、一つの店で高めに表記された外国人用のメニューなどがあるところは、正直文化の成熟度を疑ってしまうこともあるが、それも今のところ見かけない。
まとめ
3~4日の旅行で来るなら、観光スポットとしてゴンドラ(スゲー高いので高所恐怖症の方は注意)や吊り橋、滝、動物園などを楽しむくらいの施設はそれなりに揃っている。しかし、長期滞在には無用。
コストと治安や地元の人々の人間性や食事が大切。
その面では、おそらくすべての条件で合格点のエリアだと思います。
ここまで書いておいて、こんな事言うのもなんですが自然が美しくて人がやさしい島は他にもある・・
やっぱ免税ってところで贔屓目にみてしまっているのかな。
万人受けするかはともかく、僕の心は鷲掴みされたことは間違いありません。
来週からタイのリペ島へ渡航予定ですが、滞在後もう一回ランカウイへ戻ってこようかと思っています。