マニラ初日の夜。時間は午後9時頃。
良い時間だ。腹ごしらえも兼ねてと夜の街の偵察に出かけた。
場所は日本人に人気のマカティエリア。東京で言う所の六本木的なハイソなエリアらしい。(六本木がハイソかどうかの異論は認めます)
タイへの渡航は過去20回以上合計で1年弱くらいは滞在している。
対してフィリピンは3回目。夜遊びは2回目で一回目は知り合いのフルアテンド。ほとんど初心者である。
「知らない町の事は駐在員に聞け」がモットーだがそんな知り合いもいない。
ってことで宿からほど近い「ブルゴス」ってエリアを探索。マニラでも指折りのゴーゴーバーの密集地。
写真は殆ど撮れませんでしたが、数件のゴーゴーを梯子して最終的にはKTV(日本式カラオケスナック)で泥酔したのでレポートします。
【マニラ】ブルゴス通りを梯子酒
とりあえず朝から何も食べてないのでローカル屋台で腹ごしらえと屋台や食堂を探す。
フィリピンではトロトロとかカレンデリアって呼ばれるいわゆる「ぶっかけ飯屋台」を探して歩いたけどほとんど見つからなかった(数件小規模な路上店があったけどほとんど売切れてた)
タイなら歩けば屋台にあたるのに、このエリアははカフェ風な洋食飯とチェーン店的なファストフードばっかり。
ローカル好きとしては少々残念。
仕方なしにチキンのファストフード店で腹ごしらえ。
ファストフードと言えばフィリピンでは「ジョリビー」が有名(国内ではマクドナルドより店舗数が多いらしい)
ここは小さめのどんぶり飯が55ペソ(約115円)安い。
「Andoks」って店
立ちんぼのお姉さんにおすすめを聞いたら、ジョリビーよりこちらが人気でお勧めだとか。
(地元のローカル店の事は立ちんぼに聞けを追加)
チキンやバーガー以外にもローカルメニューもあります。
確かにひっきりなしにお客さんが出入りしてた。
余談だけど、ここで注文待ちをしていたら突然日本人の若者お兄さんに「佐藤さんですか?」って声を掛けられた。
違いますと答えると「すみません」とそそくさと立ち去った。
人違いってことは初対面での待ち合わせかと。なんのオフ会なのか気になる・・
一件目ゴーゴーバー「Plan B」
おそらくブルゴス通りでは一番有名で人気があると思われるゴーゴーバーが「Plan B」
とりあえず、入って見渡す。何と最前列に先ほどの「佐藤さんですか?」お兄さんが座ってる。
この店はさながらパタヤやソイカで言えば昔の「バカラ」的な場所なのかな。
確かに踊り子さんたちの容姿は抜群だった。
個人的にはベトナムの女の子が好みだけど、フィリピンってアメリカやらスペインやらの血が入ってるのでスタイルが良い子が多いです。
なんだか「佐藤さんですかお兄さん」と目が合ってこっ恥ずかしかったので軽く見てここを後にした。
記載してない店も色々見るだけ入店したけど、ここが一番盛り上がってクオリティも高かったです。
二件目ゴーゴーバー「Kojax」
ここも有名どころですね。適度に空いていたのでビールを頼んで着席。サンミゲルが200ペソ(約410円)
東南アジアでビール400円はなかなかの値段だけど、店内でダンスショーが始まっていて見ごたえがあった。
結構ちゃんと練習してる感じ。ビール一杯で結構粘ってもあまり嫌な顔をされず居心地は良かった。
そもそも、ゴーゴーバーって音楽がクラブみたいにガンガンかかっているところが多くて、気に入った子を呼んでも話が聞こえない。
店内で親交を深めるって感じではなく、とっとと連れ出すってのが正しい使い方なんだろう。
爆音の音楽が心地よく感じる方はダンスと音楽を楽しめて400円なら安く感じるかも。
その他のゴーゴーバー
その他も片っ端から覗いてみたけど、どこも閑古鳥って感じでしたね。火曜日だから?ローシーズンだから?
パタヤあたりもこの季節は同じなのかな?
なので、とりわけご紹介するほどの店には当たりませんでした。
強いて言えば、しょぼめのお店はビールが150ペソ(約310円)と安かったくらい。
今後も折に触れて調査を続けてみようと思う。
フィリピンパブ「JUNKO Premier」
マニラには日本式のカラオケスナックが多数ある。
フィリピンに来てフィリピンパブって呼ぶのもおかしな話だけどまぁキャバクラですかね。
フィリピンの有名ビール「レッドホース」はアルコールが6.9%位で高めなのですきっ腹だと結構効くんだけど、飯食った後のビールはあまり進まないし酔えない。
ってことで、フィリピンのKTVで酔っぱらうことにした。
ちなみにずっと禁煙してたのにメビウスが一箱200円って価格に釣られて買ってしまった。免税店より安い。
最近は日本では一切吸わないっていうケチだからこその技を身に着けました。
※店内で接客してくれた女の子がここは「KTV」じゃなくて「JTV」だって言ってたけど、それはどっちでもいい・・
システムを聞くとこの店は90分飲み放題カラオケ付きで800ペソ(約1650円)それにtaxやサービス料などが加算されて約2000円位とのこと。指名料やお酒をご馳走すると別料金。
大体90分500ペソ~1000ペソ位がこの辺りのスナックの相場。
(マラテエリアあたりだと300ペソとかもあるみたい)
こちらは、貧乏放浪者。ハナから指名など不要。ショーアップもいらない。
「ただひたすら90分酒をあおって歌も歌わず酔いたいのだが?」とあらかじめママさんに了解を得る。
笑顔でOKと迎えてくれた。
それもそのはず、良い時間なのにエントランスにはお客が自分一人だけだった。(個室の方は知らないけど)
指名をしないとローテーションで女の子が回ってくるシステムは日本のキャバクラと同じ。
結局、90分で一回転だったけど。
一人目は日本語が話せる見た目40歳位の自称25歳。
二人目は実家暮らしで通勤が片道3時間かかり毎日2時間位しか眠れないと定期的にアクビを挟んでくる英語のみの22歳。
意外に話が盛り上がって酒が進む。時間が来る頃には立派な酔っ払い。
こういう時、宿まで徒歩圏内って素晴らしいです。
いいだけ飲んで話し相手もしてもらって2000円ポッキリなので大満足。(1000円位だったら毎日でも飲みに行きたい)
こんなケチオヤジに嫌な顔せずに接客してくれた二人に感謝。アクビはともかく。
まとめ
結局、「ただ酒が飲みたかっただけで安く酔えて楽しかった」っていう子供並みの感想を主観でしか語れなかった初日の偵察でした。
若いころはゴーゴーの喧騒も楽しめたけど、この年になると静かなソファーでしっぽり飲む方が楽しい。
カラオケもいらない。
(気兼ねなく歌いたかったり、しっぽり楽しみたい場合は個室利用がいいのかな?値段もそんなに変わらなかったし+500円位)
アクビ嬢は片道3時間通勤で一ヶ月の給料が4万円位ってぼやいてた。スマホもローンだって。
酔ってあんまり覚えてないけどぽつりと「お金が欲しい」とうるんだ目を上目遣いで呟いてました。
やられる方はこれで瞬殺されるんだろう。きっと。
自分のような貧乏細客ばかりではお店はやっていけません。
是非お金持ちでスケベな短期旅行者や駐在さん達は彼女たちに貢いで助けてあげてください。
そのようなお客に支えられて彼女たちは生活していけるのです。
そしてそのおかげで自分も2000円でしこたま楽しめるのです。
どうかよろしくお願いします。
って何の話なんだか・・
とりあえず、帰国までに数日マニラに滞在するので引き続きレポートをしていきたいと思います。