もう、まったくコロナウイルスの影響の終息が見えてこない。
遅ればせながらWHOが「パンデミック」宣言をしたとかしないとか。
図らずも自宅で引き籠り生活を余儀なくされているが、いくらなんでも健康体での軟禁生活も限界が来る。
当面海外は控えるとしても(個人的には行っても良いと思っているけど)せめて近所に出かけることにした。
向かうは大阪から車で2時間弱「和歌山県加太」
大阪との県境でアクセスも良い。
釣りなんかでは有名なエリア。
おそらくこの時期、観光旅館などは虫の息。
実際に、お客より従業員の方が多いくらいで、都心で生活するよりこちらの方がウイルス感染対策になるんじゃないかなってくらい閑散としてましたが、激安プランに乗っかって普段は泊ることのないような宿を満喫してきた。
和歌山加太温泉 加太海月 (Wakayama Kada Hot Spring Kada Kaigetsu)
このエリアには釣りで何度か訪れたこともあり、旅館の存在は知っていた。
しかし、値段は一泊1万円以上。食事付なら数万円の高級旅館。
多分バブルの頃の宿っぽい。
それでも以前は観光バスがひっきりなしに乗り付け賑わっていた。
立ち寄り温泉だけでも千円以上。縁のない宿。
コロナウイルスの影響?激安プラン発見
通常時期の値段の詳細は分からないけど、見つけたのが
素泊まりプランで一部屋約7000円。
二人で泊まれは一人当たり3500円。
食事はないけど、海が一望できる露天風呂と広々とした和室に泊まってこの値段ならお得。
別途一人当たり150円の入湯税。
無料アップグレード
大型のリゾートホテルの閑散期ではたまにあやかれる無料のアップグレード。
予約したのは山側の和室だったけど、チェックイン時に「お部屋が空いてますので広い部屋に変更させていただきます」とのこと。
この時期だから、空いているというかガラガラなんだろう。
いずれにしてもありがたい申し出です。
この日はチェックインが遅かったので部屋に入ると寝床の用意も終わっていた。
(買い出しの荷物置いちゃって汚くてすみません)
部屋からはオーシャンビューの角部屋。
和室の他にソファーと作業机がある部屋があり広々。
素泊まりなので、来る途中にスーパーで買い出し。
半額シールのお惣菜を中心におつまみラインナップ。それに和歌山の地酒とウイスキー。(氷はフロントでもらえます)
見栄えはちょっと良くないですが、酒のアテなのでこんなんで十分です。
自慢の露天風呂
晩酌前にひとっ風呂。
最高の景色を眺めながらの露天風呂。気のせいか温泉の効能か身体がとても芯から暖まる。というかすぐのぼせるくらい。
アメニティ類もとても充実。普段は石鹸持参の安宿暮らしなので嬉しい限り。
例にもれず風呂も貸し切りでした。
浴衣も部屋にあるもの以外にフロント横で各種サイズと柄を選ぶことができる。
やっぱり温泉は浴衣でないと気分が出ない。
一泊が3500円で泊まれるなら10日程沈没したい・・
宴会場やカラオケなども充実
利用はしませんでしたが、個室で懐石ディナーを楽しんでいる家族もいました。
カラオケはこのご時世なので利用者なしだったかな?
宿泊費が3500円でカラオケが1時間2000円ってバランスが微妙・・
場所と予約
海が目の前。徒歩圏内の堤防は和歌山屈指のファミリー釣りスポット。
昨年サバの入れ食いを体験しました。沖側ではジギングで大型のカンパチも揚がります。
南へ行くと別荘エリアです。
予約・詳細はこちら
まとめ
今回の騒動で国内外の株価は急転直下。全国のイベントや春の甲子園までもが中止。
当然、観光業も閑古鳥。
コロナ感染で被害に遭い命を落とす方々もお気の毒だけど、中小企業が大量に倒産したり、株価の急落が原因で命を絶ってしまう方の数がそれを上回ってしまうのではないかと余計な心配をしてしまう。
東日本大震災の直後も、「こんな時期に不謹慎」と娯楽を控える風潮があったけど、ゴルフ場やリゾートホテルが破格だったので不足したガソリンを探し回って当時1000円定額高速を使ってガンガン出かけたのを思い出す。
今回はウイルスなので感染拡大防止の観点からそれとは違うけど個人的に最低限の対策は講じながらも、折角なので格安で貸し切りのプランを色々探して楽しみたいと思う。
値段が維持されていれば、月末にまたリピートしたいと思います。次回は釣竿持参で。