今年に入ってから「釣り」を趣味に加えようと度々近所に釣行している。
そして、ソロ海釣りと相性の良い「ソロキャンプ」も併せて始めようと思う。
近年、空前のキャンプブームらしい。
芸人ユーチューバーなんかもこぞってキャンプ動画をアップしている。
初心者がイチから一式そろえるのも大変なので、適当にリサイクルショップで中古のワンタッチテントなどを購入した。
しかし、一度もソロキャンプなどしたことがないし、テントすら一人で組み立てたこともない。
少し不安だ。
という事で、ベテランキャンパーの友人を誘って「練習キャンプ釣行2泊3日」へと向かった。
和歌山県串本へ釣りキャンプへ向かう
梅雨時真っただ中だけど、天気予報と睨めっこ。
合間の晴れ間を狙って以前から行ってみたかった本州最南端の和歌山県串本へ向かった。
ダイビングをやっていたころから名前は良く耳にしていた。
なんせ本州で唯一サンゴが生息しているエリアとか。
黒潮もあたる釣りの聖地でもある。
青い海に南国リゾート、黒潮に乗った回遊魚や地磯からのアオリイカ。
そして大自然の中での絶景キャンプ。
期待に胸を膨らませての出発となった。
到着30分での悪夢
串本までは大阪から高速で3時間半くらい。
いつもの一人旅なら下道でのんびり行くのだけれど今回は友人と二人なので高速利用。
田辺から先も自動車専用道路が延伸されて快適なドライブ。
実に高校生の時、白浜に海水浴へ行って以来26年振りの南紀となる。
早速、軽く偵察竿だしかローカル食堂でランチでもと思ったけど、友人がドローンで撮影したい場所があるとの事。
この辺では有名な絶景ポイント「橋杭岩」という場所へ向かうことに。
到着後駐車場を降りてすぐに広がる絶景。噂に違わぬ海の青さに驚いた。
「これは、色々と期待できること請け合いの旅行になりそうだ」
友人がドローンで撮影している間、隣の堤防でジグを投げたり、ワームを垂らしたりして遊んでいた。
すると、トボトボと戻ってくる友人。
以前から当ブログを読んでいただいている方ならお気づきかと思いますが、以前フィリピンの秘境「エルニド」で撮影をしてくれたあの友人だ。
到着30分でなんと「ドローンが岩の上に墜落して枝に引っかかって戻らなくなった」と・・
詳しくは分からないけど推定20万近くする高級ドローン。
旅行初日、到着後すぐに20万が海の、いや岩の藻屑となった・・
保険に加入してると聞いていたので、申請すれば?と尋ねたが「本体が回収できないと保険が下りない」とのこと。
本人の落ち込み様はもちろん、これからキャンプなんか楽しめるのか?
暗雲立ち込める旅のスタートとなった。
どうにか登って取ろうとしたらしいけど、命の危険を感じて引き返したらしい。
正解だと思う。
誰かロッククライミングの専門家の知り合いなどで取りに行ける方がいたら教えてください。
きっと、手厚いお礼が出ると思います。知らんけど・・
絶景のキャンプ場「串本・リゾート大島」
串本大島にあるキャンプ場。
区画スペース以外にコテージやグランピングやシーカヤックなども楽しめる施設。
料金は平日で一人1800円程。詳しくはこちらで。
色々教わりながらテントの設営をと思ったけど、「ゆっくり見てていいよ」と一人で設営に励む友人。
最愛のドローンがご不幸に見舞われたというのになんと健気な・・
お言葉に甘えて、海を眼下に至福の一本
絶景の露天風呂
設営を終えて、バーベキューの下準備も済ませて露天風呂タイム。
このキャンプ場の売りでもある絶景露天風呂(500円)要予約。
お客が多いときは時間を分けて人数制限するために予約が必要。(男女別)
少ないときは貸し切り家族風呂となる場合も。
説明不要、一見にしかず。
少しぬるめのお湯でのんびりと景色を楽しみながらプライベート感満載の絶景露天風呂。
シャンプーなどもあり文句なし。最高に気持ちが良い。
無料のお湯が出るシャワーもあるけど、これは是非利用してほしい。
風呂上がりのBBQ、そして満天の星空
風呂から上がったら、炭に火を入れてお肉を焼き焼き。
ビールでもワインでも自由に最高の時間を引き続き楽しむ。
至高の時。
大きな敷地だけど、周りは家族連れが2組ほどでプライベート感満載。(平日だからね)
驚いたのは夜。
空に広がる満天の星空。
流石にスマホのカメラでは星空を撮影するのは無理だったので、これはイメージですが都会ではお目にかかれない空一面に広がる星空が楽しめました。
露天風呂といい、星空といいおっさん二人で楽しむのはもったいないかも。
最愛のパートナーや家族で楽しんで下さい。
とは言え、自分は次回もソロキャンプで楽しみますけどなにか?
翌朝の朝食も爽やかな浜風と共に引き立てコーヒーとベーコンエッグで。最高です。
※夕方足首を中心に何十箇所も「蚊」にやられました。虫対策は万全に。
周辺観光と釣りの話
合計2泊をこのキャンプ施設で楽しみました。
最大の目的の一つは美味しい魚を沢山釣って焼き魚BBQやお刺身で楽しむ事
結論から言おう!
本州最南端の聖地串本で2日間、二人で早朝からの釣果は・・
アジ一匹。
釣れないときはこんなもんです。
報告以上・・・
「千畳敷」と「とれとれ市場」
帰り道に千畳敷という面白い地形の観光スポットへ
ここも絶景で良かったんだけど、岩肌に落書きが多くて少し残念でしたね。
ランチは観光客向けのお土産センター「とれとれ市場」でいくら丼を頂きました。
ルイベいくら丼1300円と味噌汁100円。
美味しかったです。
まあ、短期の旅行なら楽しめます。決して安くはないですが、お土産も沢山ありました。
いつもの節約旅行なら周辺にに100円回転すしとか和歌山ラーメンとか沢山あったので個人的にはそちらでも良かったかな?と思います。
まとめ
平日の旅程だったので渋滞もなく、梅雨時にも関わらず天気にも恵まれ最高のキャンプとなりました。
コロナで室内に引きこもる期間が長かったので、大自然の中で過ごす時間の喜びも一入です。
ソロキャンプの予行練習もしっかりとでき、綺麗な海も堪能できたので、次回は高原ソロキャンプで避暑兼ねた旅を計画しようと思っています。
同時進行で東南アジアの入国制限解除状況なども調べながら、今年の後半は少しずつ国外に限らず国内も視野に旅が再開できればと期待しています。