一度、大阪へ帰ってきている。
しかし、来月から東京へ。そしてまた沖縄へ行くことにした。
前回沖縄での滞在で思い知った「Gotoトラベル」の破壊力。
高級宿の割引額は言わずもがな、安めのビジネスホテルなどでは実質無料に近い値段で宿泊できる。
毎日1,000円使えるお小遣い(地域クーポン)も最高だ。
毎日1000円お小遣いくれるんだもの…
普段手が出ない高級レトルトハンバーグなんか買っちゃうよ😆#地域共通クーポン pic.twitter.com/xC4ZLaNuub— ビーチライフ🌴世界のビーチで沈没生活 (@beach_life40s) October 14, 2020
40有余年の人生の中でこれまでもこれからもこんなバグった制度を利用できるチャンスはないと思う。
(まさに、話題の無限くら寿司とかバグってるというに相応しい例ですね)
まさに、いつ行くの?今でしょ。である。
GotoトラベルGWまで延長へ?
昨日、Gotoトラベル期間延長へ調整とのニュースが目に入った。
賛否はともかく…
個人的ボーナスタイムが続くのは嬉しいGWまでGoToの継続を 公明提言#Yahooニュースhttps://t.co/4vvWqUVxNV
— ビーチライフ🌴世界のビーチで沈没生活 (@beach_life40s) October 27, 2020
他のセミリタイア組も口々に「この制度は我々の為の制度じゃね?」と言っているのも頷ける。
多くのリタイア組は退職した高齢者だろう。この層はコロナの直接的な影響を一番気を付けなければいけない世代。
よってまだ旅行には消極的にならざるをえない。
では、現役世代はどうか。
日夜業務に追われている働き盛りの世代が、安いからと言って頻繁に沖縄や北海道に家族を連れて宿泊できるとも思えない。(休みも取れないだろうしね)
更に同情するのは、この現役世代が一番納税の負担が大きいにもかかわらず、Gotoボーナスタイムの恩恵を受け辛いという皮肉。
ホリエモンの様な富裕層のホテル暮らしにも割引は適応される。
もちろん最低限の納税額でノマドしてる人達も最大限に恩恵を受けることができる。
なんとなく不公平感が否めない。
金配り後の不安
個人的には正直嬉しい限りだが、色んな意味で少々不安になってきた。
このGotoトラベルやGotoイートなどは、コロナで自粛を余儀なくされた観光業や飲食業を救済する制度。
しかし、一向にコロナ終息の兆しが見えてこない。
結局一時しのぎで莫大な国費を投入しても、焼け石に水にならないだろうか?
冬になりヨーロッパのように再び緊急事態宣言になる可能性もある。
今後5年は国際線は戻らないという人もいる。そうなったらほとんどの航空会社は壊滅するだろう。
何年もこの調子だと、一部業界を救済というより壊滅を前提に、あり方自体を抜本的に替えざるをえない事になる。
そうなると、死にゆく患者に国費を使って栄養剤を投与してるようなもの。
自分自身は日々の株トレードや資産運用なども含めて金融や経済に造詣が深い訳ではないのだけど、単純に考えてこれほど無計画にお金をバラまいていたらお金の価値が下がることは容易に想像できる。
お金の価値が下がるってことは相対的に物の価値が上がる。
そう、インフレである。
これについては専門家でもコロナ後(そもそも後が来るのかも知らんけど)はインフレ派とデフレ継続派と意見が分かれているので、素人意見だが、普通に考えてこれまで以上に金余り状態になると考える。
給付金を配って世帯の貯蓄が増えたって記事もあるけど、お金の価値が下がるとすると貯蓄なんてしてる場合ではないと思う。
ハイパーインフレなどもちろん経験したことがない。社会に出てからはずっとデフレ世代。
物価上昇と同時に給料も上がるイメージなど一切湧かない。
かと言って不動産や株価が急上昇するイメージも微妙。
それでも、インフレに対しての準備もしていこうと思う。
だからと言って今のところ何して良いのか全然分かんないけど・・・
(金や仮想通貨とか不動産や株に分散投資すればいいのかな?そんな現金も持ってないし。。今後少し勉強します)
未来の事を考える若者とそうでない大人
少し話題が逸れるけど「地球温暖化」が騒がれて久しい。
近年日本でも過去になかった大型台風や豪雨など異常気象があからさま。
これについて世界中で問題定義や早急な対策を求めるデモなどが行われているらしい。
その殆どが「若者」なんだとか。某有名少女活動家とか。
実際に人間の経済活動と地球の気候変動の因果関係については分からない所もあるけど、40年後の地球において、実際に影響を受ける若者にとっては死活問題であろう。
しかし、世の中を動かしている大人(老人)達にとって40年後の地球のことなど、知ったこっちゃない(人が多い)
温室ガス排出量の削減目標を菅総理が発表してたけど、世界規模でどの程度進むかはあやしい限りである。
日本や欧州だけが頑張っても中国やアメリカが本腰入れないとこれも焼け石に水だろうし。
これと同じで、今回の史上最大のバラマキ制度のツケを若者や子供たちが将来払うことになる。
それを決めるのは多くが選挙に受かることが第一目標としている政治家とそれに投票する大人たちだ。
まとめ
まさかこんな時代がやってくるとは夢にも思ってなかったが、これを機に色々と考えなければいけない事があると気づかされた。
自分個人で出来ることは少ないと思うけど、大人たちがしっかりと若者の未来を見据えて行動することは大切だとおもう。
考えたところで簡単には何の結論もでないんだけど・・
と、偉そうに書いてみてもGoto使いまくってウェーイを止めるつもりはない自分との葛藤を胸に、来月もボーナスタイム最大限の恩恵にあやかって地方経済復興に貢献してこようと思います。