今月末で、海外放浪生活を開始して丸一年が経過した。
過ぎてみればあっという間。「平成最後の~」って言葉が巷をにぎわせているけど、海外にいると特に実感はないし生活は以前と変わらず続いていく。
海外生活とは言っても、後半は日本との行き来を繰り返す「頻繁な長期旅行」と化してしまったけど。
一年を簡単に振り返ってみる。
この一年を簡単に振り返る
昨年の4月後半からを振り返れば、主な滞在先は以下となる。(もしかしたら、忘れてるところもあるかも)
【タイ】パタヤ・ホワヒン・バンコク・プーケット(カタ・パトン・タウン)・ランタ島・リペ島
【インドネシア・バリ島】クタ・チャングー
【マレーシア】クアラルンプール・ペナン・ランカウイ
【ベトナム】ダナン・ホーチミン・フーコック島
【ハワイ・ホノルル】ワイキキ
【日本】沖縄
書き出してみると、一年間の割にはそれほど周遊したって数でもない。
そもそも周遊が目的ではないからいいんだけど。
そして、滞在期間で言うとその殆どがタイだったような・・
タイ王国
やはり、トータルでの居心地の良さはタイが一番だと思う。
物価(特にホテルが安い)やインフラ、親日度(反日と感じる国へ行ったことが無いけど)やビーチリゾートの完成度。
特にリペ島の海は人生でも5本の指に入るんじゃないかと思う。(上から見るのと潜るのとでは評価は変わってきますが)
バンコクには時より居候させてくれる友人がいるのもありがたい。
そして何と言っても「パタヤ」という、この地球上でも屈指のシンシティが中年おじさんの心をつかんで離さない。
当ブログでも折に触れて書いていますが、
「とりあえず、タイへ行けば間違いない。とりわけ中年オヤジの一人旅においてパタヤは最高峰である」と。
最近は少し、飽きてきた感も否めないが、それでもやっぱりタイが基本です。
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インドネシア・バリ島
昨年、一ヶ月程滞在したときはアグン山がまだ活発に活動していて、日本人を含めてアジア人観光客は少なかった印象。
オーストラリア辺りからの観光客はまったく気にしてない様子だった。
国民性?
サーフィンの環境や、他の東南アジアとは違った宗教背景を持つ雰囲気や建物なども趣があり、とても良い場所だった。
40代以上の現地人は多く流暢な日本語を話すのも好感(怪しい物売りも中にはいますけど)なので現地人の友達も作りやすい。
強いて言えば、タイに比べて中級以上のホテルが割高に感じたのと、洋酒が安価で手に入りにくいのが個人的にマイナスポイントだったかな。
できれば、一人旅より彼女や家族なんかと滞在したい場所かと思います。
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マレーシア
日本人の移住先候補で毎年1.2を争う人気の国。
クアラルンプールは大都会。タイにも負けないくらい各地にリゾート地が点在する。
食事や治安も含めて、これといって悪いところは見つからない。人も親切。
しかし、イスラム圏ということもあり歓楽街が弱い気がしました。
もともと、頻繁に飲み歩くタイプではないんだけど、やっぱり街にそういう活気があった方が好みではある。
ランカウイは免税の島なのでお酒には困らないけど、夜の活気は望めません。
この国のビーチリゾート(ランカウイ)はのんびりと、いや泥のように怠惰に過ごすのが一番かと。
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ベトナム
ベトナムは、今後予定を多めに割いてリピート滞在したいと思っている。
理由は二つ
♦圧倒的な物価の安さ(特に酒やタバコなどの嗜好品)
免税のランカウイを凌駕するコストパフォーマンスに非常に魅力を感じる。(節約生活なので尚更)
♦古のアジア感を彷彿させる雑多な街並み
雑多と言えば、カンボジアかベトナムです。ルール無用の市民総暴走族感が大好きです。
しかし、ノービザ滞在が約2週間ってのがネックなので(しかも一か月以内の再入国にもビザが必要)今後ビザの延長などにも挑戦してみたい。
ハノイからホーチミンまでの鉄道旅なんかも検討してます。
・・・あと女子可愛いですベトナム。
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ハワイ・ワイキキ
これはもう、街としては文句なしの完成度。東南アジアと比べるものではないですね。
食費はいくらでも予算内で抑えることが可能だったけど(自炊)それを実現するためのキッチン付きコンドミニアムに滞在することが経済的に不可能なので、現状ではここで沈没生活はできません。
街外れにホームレスを多数見かけたが、流石にそれに混ぜてもらうわけにもいかないし・・
ただ、激安航空券で関空から直行できるので、たまには気分転換も兼ねてリピートしたいと思っています。
なぜか、ワイキキへ行ったのにサーフィンをしなかったという心残りも回収しに行かねば。
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沖縄
国内だけど、ビーチリゾートだしビザいらないし日本語通じるし、近場で意外な盲点だけど工夫すれば格安で長期滞在できる。
そういえば、生まれて初めての一人旅は宮古島だった。
海の綺麗さは世界トップクラスです。見て良し潜って良しは沖縄とミクロネシア。間違いないです。
特段、海外に固執しないでその時の気分で国内沈没も視野に入れていく。
夏の避暑地候補に北海道や、海外放浪生活の谷間に沖縄の離島なども今後検討していきたい。
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まとめ
海外沈没生活と言っても実際に海外滞在は8か月ほどで4か月は日本で過ごしました。
海外生活!と言い切ってしまっていいのかは、微妙なラインですね。
別に日本が息苦しくて海外へ出ている訳ではないので、国内にいる間は全力で和食を楽しんだり、家族や友人や飲み屋のお姉さんと日本語で会話できる喜びなどを満喫してます。あと25年ぶりの短期アルバイトも楽しんでやってます。
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特に若いころは感じなかったけど、年を取るにつれて徐々に「和食」が恋しくなってきた。もっといえば、お浸しやヒジキみたいなシンプルなのに心もっていかれます。改めて言うことではないけど、やっぱり日本人ですね。
とりわけ、これと言って反省点や抱負はありません。あえて言えば今後は東欧方面にもチャレンジしたい。(安いチケットがあればですが)
この生活を好きでやっているので、当然満足いく一年でした。更に有意義に時間を過ごすかは今後の課題として、まずは一年間大きな怪我や病気もなく概ね順調に放浪生活を送れたことに、ひとまずホッとしています。
明日から元号も変わって、連休明けからは心機一転?また東南アジア沈没旅を再開します。
馬鹿の一つ覚えでスタートは、またタイ・ドンムンアン空港到着ロビーから。
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